・ ページ32
☆
『最後はひーくんだね!』
岩本「もしもし」
『ひーくん!元気?』
岩本「うん」
『さぁて、最後だし真面目な話しようかな』
岩本「この数日あんだけ暴れといて今更、真面目な話?え、もしかして昨日めっちゃ会社の人に怒られた?笑」
『怒られてないよ!滝沢くんにエロハンのこと念押しはしたけど!』
【念押しwww】
【どうしてもエロハンが欲しい七星】
岩本「それで真面目な話って?」
『今後の目標!グループでも個人でも!』
岩本「おぉ」
『ひーくんのビジョン聞かせて?』
岩本「個人ではどんな仕事も頂いた期待に全力で応えていきたい。バラエティー、ドラマ、舞台、映画、音楽活動、何でも挑戦できるのがアイドルの強みだと思うから。グループとしては、これからも沢山の“初”をとって、老若男女に愛されるアイドルグループになっていきたいかな。今は事務所の中だけじゃなくて国内外にも多くのアイドルグループがあるからこそ、自分たちにしかできないパフォーマンスを極めて、たくさんの人を笑顔にしたい。俺たちならできるって信じてるから」
『うん、なれるよ。なってみせる。絶対に』
岩本「で、七星は?」
『私は10人でずっと笑っていること…かな』
岩本「超シンプルにね。語った俺、ちょっと恥ずかしくない!?笑」
『だって、10人でいれば、私たちって無敵だもん!先の見えない世の中だからこそ、私はどうしてもファンのみんなを安心させたかった。だから、メンバーを代表して答えて?ずっと私たちのリーダーでいてくれる?』
岩本「……もちろん。当たり前だよ。」
『ありがとう。私たちには岩本照っていうリーダーが必要なの。もし今後Snow Manが10人じゃなくなったら、私はグループを続ける気は無い。これは決して他のグループを批判しているわけじゃないよ?それぞれの思いや考えがあって今のグループの形があると思うから。でも私は誰かひとりでも欠けたら、それはSnow Manじゃないと思う。ファンのみんなに誓うよ、私たちはずっと10人だって。』
岩本「七星…?大丈夫?」
【もしかして、七星が泣いてる?】
【今、不安なのは私たちだけじゃなくて、アイドルのみんなもだよね。大丈夫、七星の気持ち伝わってます】
742人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Sakuya | 作成日時:2020年12月5日 16時