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『んまぁ、確かに男性のカメラマンさんだったけどさ。そんなのいつものことでしょ』
岩本「こんな格好でこんな表情してる七星を目の前にして惚れない男がいるわけないから!ねぇ、まさかとは思うけど触られたりしてないよね?誰かと連絡先を交換したりしてないよね?」
『してないよ!もう、心配しすぎ。みんなお仕事でやってるんだからそんな目で見てない!』
岩本「はぁ?お前はなんも分かってない!」
『それはこっちのセリフだわ!もー、文句ばっかり言ってないで写真の感想言ってよ!このためにひーくんに言われたトレーニング毎日頑張ったのにさ!』
岩本「そりゃ、世界一可愛いと思ったに決まってんだろ。っていうか、お腹引きしめるトレーニング教えてって、これのためだったの!?は?最悪!教えなきゃ良かった!」
『なんでそんな事言うの!!!』
なんて無駄な言い合いを続けていると、呆れ顔のめめが溜息をつきながら話しかけてきた。
目黒「まぁまぁ、2人ともそれくらいにしたら?」
岩本「……納得いかない。」
目黒「もう発売しちゃったんだから諦めてください」
『キャッ!めめ男前!ありがと!』
岩本「……なんでこうなった?」
それからも終始私のグラビアの話しかしていないメンバーを見ていると、名案を思いついた。
『ねー、そんなに私の水着姿が気に入ったなら今度の夏みんなで海に遊びに行こうよ』
深澤「えっ、賛成!!!」
阿部「いいね。楽しそうじゃん」
渡辺「えー。日焼けしたくない」
『じゃあ、しょっぴーはお留守番ね。』
渡辺「なんでよ、行く」
『めんどくさ!』
ラウ「わーい!楽しみ!」
宮舘「七星のお誘いなら行くしかないね」
向井「この写真よりもいい写真撮るで!」
佐久間「楽しみでやんすね!新しい水着買おっかな!」
『さっくん、私とおそろいにする?この前見かけたよ、多分カップル用。いや、多分じゃなくて絶対か』
佐久間「え、マジ!?する!」
岩本「は?ダメ」
佐久間「照の意地悪!」
岩本「お前、車乗せねーよ?」
佐久間「それはズルくない!?」
『楽しみだね!ということで阿部ちゃん計画よろしく!』
阿部「そこは人任せかよ!もぉ、しょうがないなぁ」
当日、グラビアの時に着た水着と同じものを身にまとって、みんなの前に出たら、色んな意味で大変なことになった話はまた今度。
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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年12月5日 16時