雪男の七星【紅一点】 (ページ7)

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ふっかとわたしページ7

深澤side

今日は舞台の稽古の後にメンバーとお酒を飲みに来てるんだけどさ。

あ、ラウは未成年だから帰ったよ。

『ふっか～！いつもありがと～！大好き～！』

あの、これは一体どういう状況なのかな？

えっと、もしかしてドッキリ？

それともボーナスタイム？

基本的にいつも俺に冷たい七星が、酒に酔っ払ってるからか俺の腕にくっついてずっと可愛い事を言ってくるのだ。

え、もしかして俺もうすぐ死ぬんじゃない？

深澤「な、七星。とりあえずお水飲もう？ね？」

『やだ～！！！いらなーい！！！お酒がいい〜！！！』

深澤「ちょっと誰か助けてよ！阿部ちゃん！」

阿部「ん？あー。七星、今日はふっかがいいんだってさ。だから頑張って～！」

深澤「いや、なにそれ！？どういうこと！？」

ホント意味わからない！

なぜか舘様もニコッと笑いかけてくるだけで、助けてくれそうにないし。

七星は相変わらず俺の胸に頭を押し付けてグリグリやってるし、どうしたらいいんだ…。

頭を抱えていると突然七星が喋り始めた。

『ふっか……私ね、皆には言ってなかったけど10人でやっていくって決めてから本当はずっと不安だった。ファンのみんなの気持ちはもちろんだけど、何より私自身が7人の方が良かったって思ってしまわないか。その事で3人を傷つけてしまわないかがすごく怖かった。そんな時、ふっかがいつも絶対大丈夫だって励ましてくれたよね。私は今、増員がSnow Manにとって必要なことだったって確信してる。ふっかのおかげだよ。ふっかが私たちを導いてくれるから、背中を押してくれるから、支えてくれるから、私たちはSnow Manとして輝けるの。ふっか、いつもありがとう。いつもは可愛くないこと言っちゃうけど、私が1番信頼してるのはいつだってふっかだよ』