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目黒「でも、それって最近は吸ってなかったってことですよね？少なくとも俺は初めて見たし。それなのに今日吸ってたのはどうしてですか？なんかあったってこと？」
『……大丈夫。蓮は心配しないで。ちょっと、そういう気分だっただけだから』
そう言って俺の横を通り過ぎようとした七星ちゃんの腕を掴んだ。
俺が尊敬しているのは誰よりも真面目で優しくて笑顔の七星ちゃんだ。
こんなにクールで隠し事をして何を考えてるか分からない七星ちゃんじゃない。
目黒「それは、俺じゃ頼りないから言えないってこと？まだ半年しか一緒にいないから？これがふっかさんや岩本くんとかだったら言えてた？」
違う、こんなことが言いたいんじゃないのに。
ほら、七星ちゃんを傷ついた顔にさせてしまった。
『蓮……それは違うよ。蓮は、私の大切なメンバーでしょう？期間なんて関係ない。半年前に貴方達を受け入れた。そこからもう関係は対等だと思ってる』
目黒「……ごめんなさい。俺、ひどいこと言った」
『私こそごめん。だから、そんな悲しい顔しないで？ちゃんと言うから。最近個人での仕事も増えてきて、力だって充分あるのにどうしてデビューできないんだろうって考えた時に、やっぱり女の私がいるからかな？って思っちゃって。私のせいでみんなの夢が叶わないんだとしたらやめた方がいいのかな？とか色々考えちゃって。気づいたら、ね？』
目黒「っ！！！そんなわけない！！！七星ちゃんがいないSnow Manなら解散したほうがマシ。俺はSnow Manは国民的アイドルになれると思ってる。それは、これまで七星ちゃん達7人が大事に育ててきたグループだからだよ。だから、そんな事絶対に言わないで？」
『っ…れん…。ありがと』
泣いてしまった七星ちゃん。
涙と一緒にその間違ってる考えも流してしまえ。
そして涙が止まったら、また俺の大好きな笑顔を見せてよ。
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岩本「おい目黒！七星が泣いてんぞ。どういうことだ。説明しろ！」
目黒「おぉ、こっわ！さすがひかるパパ」
『ひーくん！めめのせいじゃないから！そんな怖い顔しないで！』
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作者名：Sakuya
| 作成日時：2020年11月4日 22時
