雪男の七星【紅一点】 (ページ5)

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双子ですけど、何か？ページ5

七星side

今日は少クラの収録日

後輩のかわい子ちゃんたちが元気よく挨拶してくれたり、話しかけてくれるのが可愛くて無駄に歩き回っちゃう。

メンバーには「お前は超方向音痴なんだからフラフラすんな！いつも探すのは俺らなんだから！」って怒られてるんだけどね。

そんな散歩の途中で前方にSixTONESを見つけたので走って追いかけてみた。

『SixTONESみーつけた！』

京本「おー、七星じゃん。久しぶり」

森本「姫〜！元気？」

田中「え、今日の姫のスカート丈短くない！？」

高地「樹、会って一言目それはヤバいから！」

ジェシー「姫は、樹がそんなこと言っても気にしないんじゃね？HAHAHA！」

高地「そうかもしれないけど、マンズ兄さんたちに聞かれたら大変なことに！！！」

なんて色々好き勝手言っている他のメンバーには目もくれず、私は北斗に詰め寄る。

『ドラマお疲れ様！見たよ！晴人かわいくてかわいくて守ってあげたくなった！ねぇ、今日から晴人って呼んでもいい！？』

北斗「え、なんでそうなんの！？笑」

『私が絶対に幸せにするからね！！！』

そう言って北斗改め晴人に抱きついた私を唖然とした顔でみるSixTONES。

田中「おい、何だこの双子！笑」

高地「七星、最近ちゃんと寝れてる…？」

京本「ついに壊れたの？」

森本「お兄やんたちどこー！？」

ジェシー「HAHAHA！！！」

相変わらず言いたい放題である。

『ちょ、失礼な！正常だわ！』

SixTONESのメンバーに言い返しながら北斗の顔を見るとちょっとムッとした顔をしていて、抱きついている私を引き剥がした。

北斗「ドラマ見てくれてありがとう。でも俺はお前のたった1人の兄だろ？お前を守るのは俺の仕事だから」

北斗の言葉に一瞬全員の動きが止まった。

そして次の瞬間、私の口から出た言葉は……

『……は？なにそれ。気持ちわるっ！』

「「「え！？」」」