雪男の七星【紅一点】 (ページ12)

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店を出るとキョロキョロしている七星を発見。

『あっ！しょっぴーいた！もー、どこ行ってたの？探したんだからね！』

渡辺「ちょっと……はい、これ七星にやる」

『えっ、なに！？私の誕生日まだだよ？』

渡辺「誕生日プレゼントじゃねーよ。しかも誕プレはみんなでひとつだろーが」

『えー！じゃあ何！？開けてもいい？』

渡辺「どーぞ」

包装された袋を開けると目を見開く七星。

『えっ…！しょっぴー、これ』

渡辺「お前さ、いつも私服はカジュアル系が多いじゃん？別にそれが嫌いなわけじゃないんだろうけど、こういう女らしい格好も、たまにはしたいんじゃないの？ジャニーズだからとか、俺らとのバランスとか気にしなくていいから。お前は可愛いからなんでも似合うし、たまにはこういうのも着ればいいと思う」

『しょっぴー！ありがとう！』

メンバーに過保護すぎるとか甘いだとか言ってるけどさ。

なんだかんだ、俺も七星に甘いよな。

自覚はあるよ。

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ある日のYouTube撮影

「「「どうも、Snow Manでーす！」」」

深澤「ところで七星さん、今日は珍しくワンピースなんか着ちゃって、いつもに増して可愛いですけど、どうしたんですか！？」

ラウ「それ、僕も思った！超可愛いよね！いつものカジュアルな服も似合ってるけど、こういうのもいいね！」

『ふふっ。あのね！びっくりなんだけど、実はこの服、翔太がプレゼントしてくれたんだよ！』

渡辺「ちょっ、お前、言うな」

宮舘「あー、だから青なんだ」

渡辺「別にそういう訳じゃない！」

『一緒に買い物行ったら、内緒で買ってくれて「たまには女らしい格好したいんじゃないの？お前はなんでも似合うんだから。｣って言ってくれたの！本当にあの時はリア恋だった！』

佐久間「うおおぉ！！！それは確実にリア恋枠！」

渡辺「やめろ！！！」

深澤「俺のリア恋枠とるなよー！」

『しょっぴー、また一緒にお買い物行こうね？』

渡辺「もう行かん！」

『またまた、しょっぴーはツンデレなんだから！』