向日葵の咲くおうち ②【雪】 (ページ49)

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🌻

それから舘様と阿部ちゃんが家事を変わりにしてくれて私はインフルエンザの時と同じでベッドの中。

いや、再放送早くない？笑

部屋にココアと湯たんぽを持ってきてくれた阿部ちゃんは「今まで気づけなくてごめんね？ここ男ばっかりだからそこまで気が回ってなかった。もしかして今までも、我慢してたの？これからはなんでも言って。俺たち、家族みたいなものでしょ？」と言ってくれた。

本当に世の女性は、早くうちのシェアハウスの人達と付き合った方がいいよ…。

夕方になり、朝番で帰ってきた蓮くんが陽葵のお迎えに行ってくれた。

私も痛みが落ち着いたからリビングに来たけど家事はやらせて貰えず椅子に座っている。

陽葵『ただいまー！』

目黒「ただいま」

宮舘「おかえり」

『おかえり〜』

陽葵『あのね、ひまり、さっききれいなおねえさんにはなしかけられた！』

『え？』

目黒「あー、俺のファンの子です」

宮舘「へぇ、凄いね？」

目黒「陽葵との写真で好きになってくれたらしくて。俺より陽葵に会えたの喜んでた。笑」

陽葵『ひまのことすきっていってた！うれしい！』

あらあら、陽葵が今後芸能活動やりたいって言い出したらどうなっちゃうのかな？

私はやりたいならやらせるけど、うちには過保護な強火陽葵担が2人もいるからなぁ。笑

それから直ぐにさっくんとラウールくんが帰ってきて、今日も元気にみんなで遊んでいた。

またさっくんが犬役で何度見ても笑っちゃう。

今日は蓮くんまでも犬役をやらされていた。

いや、陽葵さんよ。

ほとんど配役、犬じゃん。

その日の夜は、舘様特製のお鍋をみんなで食べて、ふっかが陽葵をお風呂に入れてくれて、陽葵はラウールくんの部屋で寝た。

最近は陽葵がみんなの部屋で寝ることが多くて広く感じるベッドで目を閉じた。

次の日、生理痛もおさまってケロッとしている私を強がってると勘違いしたみんなが、また過剰に心配してくれたのもありがたかった。

それにしても大丈夫って言わないのって、難しくない！？