向日葵の咲くおうち ②【雪】 (ページ48)

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🌻

深澤「なに？朝からAさんのことリンチしてんの？」

宮舘「そんなわけないでしょ。っていうか、陽葵の前でそんな言葉使うな。」

深澤「冗談冗談！舘さんそんな怖い顔しないで！」

『ふっか助けてよ、私今脅迫されてんの！』

深澤「えー。でもどうせAさんが悪いんでしょ〜？」

『……もう、今後ふっかのご飯作らないから！』

深澤「それはヤダ！助けるから！」

目黒「ふっかさんに助けてもらおうとしても無駄だよ？Aさん、顔色悪すぎだから。俺は、もうバイト行くけど逃げようなんて思わないでね？いい加減、俺ら逃げられないってわかったでしょ？」

『………』

深澤「うわ、ホントじゃん！Aさんそれで大丈夫は無いわ〜！」

『もー！大丈夫なのに！蓮くん、いってらっしゃい。気をつけてね』

目黒「いってきまーす」

蓮くんを部屋から送り出すと、ふっかに抱っこされてる陽葵が口を開いた。

陽葵『ママ、おなかいたいんでしょ〜？よる、だんごむしさんみたいになってたもん！』

『えぇ……』

私の知らぬうちに陽葵が起きて、無意識に丸くなっているところを見られていたらしい。

深澤「お、陽葵！さすが名探偵だね！」

宮舘「うん。なんとなく察したから。今日はAさんお休みの日です。部屋に戻ってベッドで寝てな？俺、今日休みだし家の事やるから心配しないで」

深澤『陽葵のことは俺に任せて、ね？お腹痛いなら寝なさい。分かった？』

あー、2人とも妹がいるんだっけ？

これは完全にバレたな…申し訳ないし、なんかちょっと恥ずかしい。

『じゃあ、朝ごはんの準備だけ変わってもらえる？』

宮舘「Aさん俺の話聞いてた？今日はおやすみだよ」

『ダメだってば……別に病気じゃないんだし』

宮舘「無理して倒れたらどうするの？」

『倒れません！』

深澤「もー、とにかく1回部屋で横になりなよ。薬は飲んだんだよね？」

『飲んだ。けどあんまり効かなくて……』

深澤「そっか。とりあえず部屋行こ？陽葵もお着替え！」

陽葵『はーい！』