向日葵の咲くおうち ②【雪】 (ページ42)

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🌻

深澤「そういえば陽葵！じゅりくんにチョコ渡してたでしょ！！！」

陽葵『うん！わたした〜！』

岩本「は、誰それ」

深澤「同じクラスの男の子！」

岩本「陽葵、じゅりくんのこと好きなの？」

陽葵『うん！すきだよ！』

「「「………」」」

風の音も聞こえるほどの静寂が流れる。

あーあ、ひーくん自爆しにいったな？笑

岩本「……ひーくんとじゅりくんどっちが好き？」

深澤「うぇ！？照、その質問は勇者すぎない！？」

陽葵『んぅ？ふたりともおなじくらいすき！！！』

深澤「そう来たか〜！！！」

『あら、ひーくん欲張りな娘でごめんね？笑』

岩本「急に出てきた男と同じなの…？」

『ひーくん、しっかりして！相手は4歳だから！』

岩本「もうやだ…」

この世の終わりかな？ってくらい落ち込むひーくんを元気づけようと、陽葵にあれを提案することに。

『陽葵、ひーくん拗ねちゃったから、持ってこよっか』

陽葵『わかった！！！』

陽葵が持ってきたのは手作りチョコレート。

陽葵『ひまからのチョコほしいひとぉー！？』

うちの娘、何を見てこんなファンを弄ぶアイドルみたいなこと覚えたんだろう…？

そして案の定、陽葵に群がるみんな。笑

ふふふ、おもしろ〜！！！