向日葵の咲くおうち ②【雪】 (ページ36)

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🌻

そしてお待ちかね(？)の豆まき。

ふっかのアドバイスも聞いて、さっくんは声を変えることにしたらしくチューニングしていた。

『はい、陽葵、豆だよ』

陽葵『ん？またふっかがおにさん？』

深澤「おれ、ここにいるわ！！！」

陽葵『あれぇ？ほんとだ！』

このままだと誰が居ないか探し始めそうだったので豆まきスタート！

リビングに繋がる螺旋階段から怖めの鬼のお面をつけたさっくんが降りてきた。笑

佐久間「悪い子はいねーか！！！」(デスボ)

陽葵『ふえっ！？』

とりあえずビックリした陽葵は近くにいた蓮くんに抱きついている。

目黒「おー、陽葵。どうする？鬼さん来たよ？」

陽葵『やだ。ひま、こわいのきらい！れんくん、まもって！』

あらら、ちょっと涙目では？

そして陽葵に可愛くお願いされた蓮くんはニヤニヤが止まらないようだ。

目黒「わかった。俺が陽葵のこと守ってあげるね」

蓮くんは片手で陽葵のことを抱き上げて、陽葵の持つ枡の中の豆をさっくんに向かって全力で投げた。

他のみんなもこれでもかと、さっくん鬼に豆を投げつけている。

阿部「鬼は〜外！」

岩本「福は〜内！」

佐久間「ちょ、痛いっ！」

あまりの総攻撃にキャラを忘れたさっくんの声に反応したのは陽葵。

陽葵『……さっくん？』

佐久間「あ、やべ」

陽葵『おにさんじゃない！さっくんだ！』

岩本「佐久間〜！」

佐久間「ごめーん！」

陽葵「もー、さっくん、ひまこわかった！！！めっ！！！」

佐久間「ごめんね、陽葵！」

陽葵にとって、なんで判断基準が声なのかはよく分からないけど、最後に歳の数だけ豆を食べてシェアハウスの節分は終了した。

みんなが全力で豆まきしたもんだから掃除が大変だったけどね。

ところで即バレしちゃう、ふっかの鬼ってどんなんだったんだろう？

興味あるなぁ。笑