占いツクール
検索窓
今日:190 hit、昨日:72 hit、合計:226,989 hit

【黄】頑張る君を ページ38





看護学生は勉強や実習、実習に伴う記録で常に忙しい。



そして、何よりもメンタルがやられる。



【人の命を扱うんだから当たり前。】



【一生物の国家資格なんだから。】



【自分で選んだ道でしょ?】




そんなことわざわざ人に言われなくても、

自分が一番良く分かってる。



私だって、こんな知識の無いやつに看護されたくないよ!



それでも私だって普通の人間だ!



高校の同級生がサークルだ、合コンだ、全休だ、

言っている中、私は大学受験の時よりも勉強して、

毎日一限から大学に行ってるにも関わらず社会的地位は

同じ大学生なんて、愚痴のひとつくらい言わせて

もらわないとやってられない。






そんなやつれ気味の私にも最近心の拠り所ができたのだ。



高校時代からの親友の彼氏である深澤さんの、

会社の同期である照くんを紹介してもらい、

数回のデートを重ねた後に


「俺、Aちゃんのこと好きだよ。


Aちゃんのこと守りたいって思った。


かなり年上の俺だけど付き合ってもらえませんか?」


と告白してもらって私達のお付き合いが始まった。



年上の余裕というのだろうか?



いつも優しく心身共に私を包み込んでくれる彼と過ごす

時間は、まるで自分がお姫様なのかと錯覚するよう。


実習で荒んだ心が浄化されていくのを感じていた。



だけど、正直に言うと私はまだ彼の前で猫を被っている。



平日の夜は仕事終わりでスーツ姿の彼の隣に並んでいても

おかしくないようにオフィスカジュアル?的な服装に

変えたし、テストの前だとしても彼に

「今日会えるかな?」と言われたら

『もちろん!』とぴょこぴょこ会いに行っていた。



でも、そんな私の背伸びを彼は気づいていたみたい。

・→←【緑】確信犯?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (309 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
822人がお気に入り
設定キーワード:SnowMan , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。