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そして、あっという間に年は明け、2020年に突入した。



私は無事に第1志望の大学に合格し、迎えた卒業式。



最後のHRを終え、教室で友人たちと写真を撮っていると

廊下からこちらをじっと見ている彼を発見した。



成長期の彼は、ただでさえ大きかった身長が更に伸び、

変声期でかなり声も変わった。



大人っぽい見た目と、まだあどけなくて可愛らしい中身の

ギャップが人を魅了するのだろう。











荷物をまとめ、まだ教室内でわいわいしている友人たちに

別れを告げて廊下で待つ彼の元へ。



『ラウールくん!』



「Aちゃん…もうクラスの友達はいいの?」



『うん。』



「……じゃあ、こっちきて。」










彼が手を引いて私を連れてきたのは、

私たちが初めて出会った中庭。











『懐かしいね!ここで、ラウールくんがサブアリーナの

場所が分からなくて半泣きになってて〜。』



「泣いてないよ!!!」



『あれ〜?そうだっけ?』



「そうやっていつも子供扱いする!やだ。」










頬を膨らませるラウールくん。



そんな所が可愛いのに…。って言ったら

多分怒るから言わないけど。











『もう学校で会うのも最後だね。寂しいな。』



「僕も嫌。Aちゃん、卒業しないで。」



無理な相談を真顔でしてくるラウールくん。



『もう卒業証書もらっちゃったから無理だよ〜!』



「なんで後2年早く産まれてこなかったんだろ。」



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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

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