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しばらくして彼の家に到着すると、いつも通り

モデルルームみたいに綺麗な部屋。



……私の家なんて朝の荒れ放題のままだ。



恥ずかしいし、なんだか落ち込む。



気を取り直して手洗いうがいをしている彼に声をかける。












『あの、涼太くんほどじゃないけど、

私も人並みに料理できるし、今日は私が作るよ!』



「ん?そう言ってくれるのは嬉しいけど、

今日は俺が作るから。Aは座って待ってて?」



『えっ、なんで?』



「あ、勘違いしないで?


Aの料理が食べたくないわけじゃないよ?


Aに俺のご飯で元気になってもらいたいだけ。」



『……ありがとう。』






誰よりも紳士でかっこよくて、非の打ち所がない彼が

私をこんなにも思ってくれているのが嬉しい。



ただでさえ仕事で失敗して落ち込んでいた私の涙腺は

バカになっていて、涙がポロポロと頬を流れた。








彼はそんな私を見て困ったように笑うと、

指で涙を拭って私を正面から抱きしめる。








「もぉ、泣かないで?」



『……っ、ごめん…なさい。』



「謝らないの。Aが頑張ってること、

俺はちゃんと知ってるから…ね?」



『……ありがとう。』



「うん、じゃあAはここで待っててね。」



彼は、私をこだわりのソファーに座らせると

また頭を撫でてからキッチンに向かっていった。















しばらくして振る舞われた料理は

私の大好きなふわとろのオムライス。








そして、ケチャップで


【俺と一緒に暮らしませんか?】の文字。











やっとひっこんだ涙が

また溢れ出したのは言うまでもない。




Fin




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



赤色の表紙のテーマは
【年上彼氏の包容力】でした。



包容力は年上彼氏の醍醐味ではないでしょうか?上司としても、彼氏としても、最高の男性をイメージして書きました。Twitterに載せた時に、最後のケチャップ多くない?って言われたのが印象的な作品です。笑

【白】始まりの場所で最後のキスを→←・



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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

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