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到着すると無防備にもカバンごと佐久間に渡して

オートロックを解除してもらう。



親切心で部屋の前まで送ってくれた佐久間に

遠慮という思考を失っている酔っぱらいの私は


『もっと一緒に酒を飲みたいから家に上がって!』


とごねた。








困った表情をした佐久間に、私はなんと

泣いてお願いしたらしい。



ここは認めたくないから【らしい】とつけさせてもらう。



優しい佐久間は


「ったく、しょーがないな。」


と部屋に入ってくれて、冷蔵庫に常備してあるビールを

2人で開けた。











「お前のせいで、もう終電ないんだけど。」



『泊まっていけばいいじゃん。』



「はぁ、お前はマジで…。」



『なぁに?』



「なんでもないよ。」



と言いながらデコピンをしてきた佐久間。



『痛い!!!』



「ごめんごめん、手が滑った。」



『絶対嘘じゃん!!!』












佐久間の「気をつけろよ〜!」という声を聞きながら

向かった浴室でシャワーを浴びる。



シャワーを浴びながら段々と冷静になってきた私は、

自分で作りだしたこの状況に焦りを感じ始めていた。











『あがりましたー!』



「ふは、お前メイク落とすと幼くなるんだね。」



『うるさっ!』



「俺も風呂借りるわ。先、寝てろよ?」



『はーい。あ、これ使って。』



「……ありがと。」




まだ残っていた亮平の部屋着を貸したら、

露骨に嫌そうな顔をされた。



だって佐久間が着るような服、私持ってないもの。



しょうがないじゃん!なんて心の中で思いながら

まだ残っていたビールを飲む。



……自分で泊まりなよと言ったけど、

私の住むワンルームにはシングルベッドがひとつ。



いや、どうする?



私がベッドを譲っても優しい佐久間が

自分ひとりでベッドを使うとは思えない。



一緒に寝るしかないのか?

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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

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