烏野高校排球部はこうでないとね３

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黒「お前ら



　 本当、都合いいよな」









もう、クロさん

目で人を殺せるくらいの顔……









身長もあるし、



体格もいいから尚更すごみが増す









黒「こいつが、Aが、
　 今までどんな思いをして………」









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クロさんが口をつぐんだのは

私が裾を強く引いたから









貴「いい、です


　 これは、私のわがままなので


　 主将が正しいです……


　 すみません主将
　 ちゃんと、帰りますんで」









うん



そうだよ








私なんか


楽しさなんて望んじゃいけない









黒「A……ッッ」









貴「私１人が我慢すれば
　 上手くいくんですよ」









そう、言った瞬間









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黒「我慢できねぇわ」









見開いた目は









　
怒りを帯びて









鋭く、光を宿していた









貴「クロさ……ッ」









止めようとしたけど









夜「ダメだよ」









夜久さんに腕を掴まれ、
止められてしまった









.









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黒「本当、見損なった」









何をするか、ハラハラしたけど







クロさんの第一声は
あまりにも静かで







重くて









吐き捨てるように







発せられた

３−21→←３−19

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