烏野高校排球部はこうでないとね３

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甘え過ぎ、って思うけど



クロさんにはつい、頼ってしまう









いたずらな笑い方も

バレーしてるときの凛々しい？表情も

真剣な顔も

物悲しげな目も








いつも欲しい言葉をくれる
優しさも









つい、頼ってしまう要素なんだろうな……









黒「よーしよしよーし」







貴「ふざけてません？」






泣いたあとだから少し鼻声になる









黒「バレた？ww」









そういうちょっと意地悪なとこも








心を許してしまう









本当に良い人だな、なんて









顔が緩む









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刹那



ガラッと音がした









山本「クロさー……

　 A!?どどどどーしたんだ!?」





夜「黒尾もしかしてもう手を……」






犬「A!?クロさんに
　 いじめられた!?」







音駒の皆が集まってきた





きょとんとする私に






音駒「??」







と、疑問符を頭に浮かべる皆









貴「何でもないですって！

　 強いて言えば音駒の皆、
　 良い人達だなって感動してました！」






山本「A〜!!!!
　 お前えぇええぇぇえぇぇ((ｴｸﾞｯ」





号泣する山本さん




はにかむ犬岡くん




そっか、と目を細めて笑う夜久さん




良かったね、と微笑む研磨






コクコクと頷く福永さん





仏様のように口元を緩める海さん





眩しい笑顔のリエーフくん









そんな、個性的で


優しくて




あったかい









貴「音駒の皆、大好きです!!!!」









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そう言った途端


わちゃわちゃ〜ッッと囲まれて
頭をぐりぐり撫で回される









黒「ふはっ

　 そーやって笑ってりゃあ良いんだよ」









頭を撫でる腕の間から



クロさんの優しい笑顔が見えた









貴「はいっ」

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