【及川徹】いつか、壊れちゃうよ？

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だんだん暑くなってきた
７月。


宮城は日本の中でも北の方だけど
さすがに夏はこの上なく暑い。



青葉城西は結構上位の高校で
部活動だけじゃなく勉学にも力を
入れている。


３年生は他学年より夏休みに
学校へ行く日数が多い。





なので他学年が居なくなるこの時期は
及川が休めそうだなと思っていた｡





「Aおはよ！」




「神田か、はよ」




教室につくと及川と岩泉が
挨拶してきた。



「ん、おはよ」






男子とは話さないいや基本的に
話せないというか。

でも２人は雰囲気もそうだけど
幼なじみという関係があるため
何となく話せている。




しっかし、妙にそわそわしてるな及川。





「何、何か良いことあったの」







そう聞くと岩泉は鋭いな、と一言。
一方本人は顔を赤くして



「あのね！
　俺……








.








.







.







　好きな子できたかも…！」









　

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