沖田総悟の妹クン！？ (ページ10)

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第九訓ページ10

土方「なっ…何やってんだ止めろォォ！！」

銀髪「止めるならこの爆弾止めてくれェェ！
爆弾処理班とかさ…なんかいるだろオイ！！」

隊士「おわァァァ爆弾持ってんぞコイツ！」

『土方さん、今です！平和を守るときです！』

土方「ハァ！？」

『その爆弾を服の中に入れて、液体窒素の中に沈んでください！！』

液体窒素の入ったドラム缶を取り出し、脅す。

土方「もろに俺に死ねって言ってんじゃねー
かァァ！！って言うかそのドラム缶どこから出しやがったァァァ！！ドラ⚫もんか！？」

アタフタとしている間に、ボンボリチャイナが銀髪天パを窓の外にかっ飛ばしてしまった。

あの白い肌に番傘…あの子、夜兎だな。

すると、すっかり落ち着いた土方さんが俺の方に寄ってきた。

土方「桂…逃がしちまったな」

『…あ』

残念だったな。手応えなしと思ってた相手に
逃げられちゃうなんて。

土方「ってェことで、報酬は無しな」

いつの間にやら俺の隣に来ていた総悟にぃの耳がピクリと動いた。

そして刀をスラリと抜いて、土方さんに向けて構えた。
俺は鞘から抜かずに叫んだ。

『いざ、尋常に勝負ゥゥゥ！！』

池田屋篇 [完]