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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ。
はっ…！
勢いよく目覚ましを止めて起き上がる。
予定より早めに起きた朝。
うわぁ…ねむ。
出来ることなら二度寝したいんだけど…そうもいかない。
そうこうしているうちに、部屋のドアが開く。
『おはよ。ベク。』
｢あれ？なんだ。起きてたの。｣
『今起きた。』
｢Aw寝癖やばいよw鏡見てきな。｣
『うそ、ほんと？行ってくる。』
眠い目をこすりながら、ベクの隣を通り過ぎようとしたら、腕を掴まれた。
当然のように足が浮く。
無理矢理べクの方向に顔を向かされる。
突然の事にびっくりが止まらない。
『な、なに！？』
｢ん。やっぱ目腫れちゃったなって。まだちょっと充血してる。｣
ぐぐっと近づいてくるベク。
ち、近い。
私の顔をのぞき込むベクの距離は、今までにないくらいに近い。
このままキスされるんじゃないかってくらい。
思わずぎゅっと目を瞑る。
『っ…！』
｢…。｣
しばらく無言の時間がすぎる…。
ちょっと。目、閉じたんだからそろそろ腕離してよ…。
｢ふふっ。｣
『…？』
ベクの笑い声に片目を開けると、近かった距離は離れていた。
キレイな手を口元に当ててクスクス笑うベク。
｢キスするかとおもった？｣
『！！』
どっと血液がめぐる。
顔に熱がたまっていく。
あぁ、絶対今顔が赤いんだろうな。
『私、鏡見てくるっ！！』
"騙された"そう、意識した途端に恥ずかしくなって、その場から逃げたくてたまらなかった。
掴まれてた腕も気にせずに振り切って、洗面台まで走った。
…まったく、もう。
昨日から無駄に意識してしまう。
やっぱ、好きだって自覚したからか…。
いいの？ホントに私で…。
まだ分からないな…。
ベクをキープみたいに扱っている事に罪悪感しか生まれない。
でも大丈夫。きっと大丈夫。
今度は手放さないから…。
今度は…きっと好きでい続けていられるから。
今はこの貴方のためにないて、泣きはらした目も愛しいと思った。
て、…あ！
やばい。時間が無い！
私は急いで髪をとかして洋服を着た。
『ごめん、私もう行く！いってきまーす！』
｢ん。いってらー。｣
騒がしく音を立ててドアがしまる。
｢ったく。せっかく作ったのに、朝飯無駄になっちゃったじゃん。
…ま、いいか。可愛い顔見れたし。｣
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風鈴(プロフ) - マナベクさん» わー！暖かいお言葉と、閲覧ありがとうございます(；＿；)！ゆっくり更新ですがコツコツ頑張ります！また閲覧してあげてください！ (2015年11月27日 23時) (
レス) id: 87d4e8f005 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - tamamiさん» 私もびっくりです！まさか自分が推してた人と誕生日一緒とは思ってなかったので！w暖かいお言葉ありがとうございます！これからもコツコツ書いていきます！ (2015年11月27日 23時) (レス) id: 87d4e8f005 (このIDを非表示/違反報告)
マナベク(プロフ) - お誕生日おめでとうごさいます！ いつも読んでます！これからも頑張って下さい！続き楽しみです！ (2015年11月27日 23時) (レス) id: 5a3516a22d (このIDを非表示/違反報告)
tamami(プロフ) - 更新いつも楽しみに待ってます！チャニョルと同じセンイルなんて羨ましいです★お誕生日おめでとうございます(^-^) (2015年11月27日 23時) (レス) id: f6d2d12199 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - ひろなさん» コメント、応援、閲覧ありがとうございます;;;とても励みになりますー！これからもコツコツ書いていくつもりなのでまた閲覧していただけたら幸いです！！ (2015年11月25日 23時) (レス) id: 87d4e8f005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 風鈴 | 作成日時：2015年11月3日 21時
