27話 猫被り ページ34
瑞希side
マネージャーから水とタオルを貰うと…
鬼道｢緑水｣
瑞希｢？ほいほい？どうしたの？鬼道くん｣
なんか、僕を睨みつける鬼道くんがいる。
鬼道｢何故『皇帝ペンギン一号』の存在を知っている？さらに、何故それを打ってもお前は何度もならないんだ｣
なるべく冷静に振舞おうとしているけど焦りは見え見え。でもシナリオは頭の中に出てきてる。
瑞希｢そりゃ〜昔、影山から教えて貰って覚えたんだよ〜｣
そう言って笑う。いつもの様に、猫を被った偽りの笑顔。
鬼道｢……そうか｣
気に食わない顔で鬼道くんは豪炎寺くんの方へ行く。
充｢豪炎寺さん！大丈夫ですか?!｣
光｢兄ちゃん！氷、持ってきたよ！｣
そして猫の皮を被った一星兄弟が豪炎寺くんに氷を渡す。彼らを見てふと頭をよぎった曲。
瑞希｢『ビターチョコデコレーション』｣
そしてあの時の神楽舞の舞桜は…
瑞希｢『古都に咲く花』｣
そう思っていると…
趙金雲｢ヒロトくん。アップの準備をお願いします｣
監督の言葉で吉良くんを見る。
吉良｢あぁ。なんせ俺はゴッド 瑞希｢ぶっ?!｣………｣
吉良くんの決め台詞中に僕はつまづいて転んでしまう。
つくし｢瑞希ちゃん大丈夫?!?!｣
瑞希｢うぅ…ら、らいひょうふ…｣
立ち上がりながら言った。
舞桜｢か、顔から転んだけど…｣
瑞希｢あはは…大丈夫だよ。少し掠っただけだし｣
そう言って土を払う。
つくし｢駄目ですよ！顔に傷がついてるんですよ！女の子ですよ！少しは気遣いましょうよ！｣
瑞希｢え？別にこれくらいは軽いでしょ。学校に行けば身体中が傷だらけになるんだからこれくらいは軽い軽い…！｣
そう言って笑う。みんなは僕の言葉に驚愕しているみたい。学校の奴らはみんな僕を蔑み、殴ったりしてくるからね。
女子サッカーのみんなは僕を受け入れた…。特に紗綾先輩は…。親のいない僕にとっては…姉さんみたいな人だった…。紗綾先輩が家族以外で初めて僕を受け入れた人だった…。こんな眼の僕を…。
そして、僕にこの二つ名をくれた。僕のことを知って、【水神の舞姫】という名をくれた…。“僕の能力”を気味悪がらなかった。
瑞希｢…さてさーて！それじゃあフィールドへ行ってきます！｣
今は試合に集中するために僕はフィールドへ上がる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アインツバル - うわああ神様が合作してる...！！ いーなー私も誰かと合作した((黙れ 応援してます！！ (2019年4月7日 16時) (
レス) id: db0b681609 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜♪(プロフ) - 魔戒さん» 応援ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月28日 12時) (レス) id: dd598bec6b (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 魔戒さん» ありがとうございます！ (2019年3月28日 10時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
魔戒 - 更新頑張ってください応援してます！ (2019年3月28日 10時) (レス) id: b1d63bb0ce (このIDを非表示/違反報告)
咲夜♪(プロフ) - 梅咲サクラさん» ありがとうございます！もうしばらくお待ちください！明日には更新しますので！ (2019年3月19日 21時) (レス) id: dd598bec6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：咲夜♪＆スイジュ x他1人 | 作成日時：2019年3月3日 19時
