12 ページ13
審《なっ……》
審神者は その場から動けず
僕を見つめていた。
『さぁ…何か言い残したことは』
審《一期！！》
？｢は、はい｣
審《殺れ》
審神者は 端の方で疲れ果てていた
傷だらけの男性に言った。
恐らく 刀剣男士の1人だろう 。
？｢しかし…私には｣
審《弟達がどうなってもか》
審神者がそういった時
彼の顔が歪んだ 。
彼は 刀を手に取って
僕の 前に 立ち塞がった 。
『……』
？｢弟達を守るためです…貴方には死んでもらいたいのです……｣
彼の声は 細く 悲しく 矛盾を感じた 。
『薬研藤四郎は 君の弟ですか 。』
？｢何故それを…｣
『なんとなくです … 薬研と同じものを感じました。兄弟を思う強い気持ち。』
？｢薬研は大事な弟の1人です。｣
『そうか。薬研とな 約束をしたんだ。
兄弟の手入れをすると 。その前に ここの審神者を殺して 僕がここの審神者になると 。』
そう言うと 彼の顔は 先ほどより少し
明るくなった 。
？｢薬研は無事なのですね…良かった。｣
『無事さ 。』
？｢出来れば あなたを殺したくはない…ですが弟達を見殺しになど出来ない…｣
『ならば 僕と刀を交えてください。』
？｢よろしいのですか…｣
『今の貴方に 僕は切れません 。その刃では 無理かと…。なので 殺り合うふりをしましょう。
そして僕は あいつが油断してる時を見て
あいつを殺る 。』
僕は 審神者に聞こえない程度の声で
彼に言った
？｢……分かりました。｣
彼の納得を得て
僕は 彼と 刀を交える フリをした 。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 220人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！私、男主の愛され大好物なので嬉しいです！ビーコンレタスも大好物なのでできれば出してほしいです！刀剣男士全員推しなので嬉しいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年4月8日 19時) (
レス) @page5 id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
そら 。(プロフ) - すごい面白いです！更新頑張ってください！ (2019年2月14日 12時) (レス) id: a9f1236a4e (このIDを非表示/違反報告)
そら 。(プロフ) - すごい面白いです！更新頑張ってください！ (2019年2月14日 12時) (レス) id: a9f1236a4e (このIDを非表示/違反報告)
天の声 - 設定で名字が轟だからヒロアカの轟焦凍の弟かなんかだと思ってしまった自分がいるwwいやこれいらん話かwこれからも頑張ってください！ (2019年1月16日 13時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
きぬもめん(プロフ) - 神羅さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年9月20日 7時) (レス) id: f2cab5b462 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きぬもめん | 作成日時：2018年9月7日 2時
