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涼「Aたち遅いね」
待ち合わせの駅で涼とふたりでAと優斗くんを待つ。連絡したけど既読がつかないから不安になって、涼はさっきから落ち着きがない。
涼「も、俺電話する………………あ！」
涼の視線の先を追うと、
Aに引っ張られながら走る優斗くんがいた。
涼「Aさん、優斗くん！」
優斗「マジでごめん………」
はあはあと肩で息するふたりをみて、涼と顔を見合わせる。
瑞稀「どうしたの？」
「ほんっとにごめん………優斗が寝坊して」
優斗「昼飯全員分奢ります………」
「もう、ほんと優斗って世話やけるよね。この年齢になってたたき起こすなんてやると思わなかった。絶対龍斗のほうが大人だよ」
優斗「高校生に負けてんの俺！」
ふたりのやりとりが、どこか懐かしくて。
………そっか。
昔の涼とAみたいだ。
寝坊しやすい涼を、Aか俺が起こして、
引っ張りながら登校したっけ。
………今じゃもう、その立場は優斗くんになったんだ。
当たり前だけど、俺たちはみんな変わってしまったんだと実感して、心に穴が空いた気分になった。
涼「じゃあ、入ろっか」
「うん。ほんとにごめんね、ふたりとも」
瑞稀「ううん。………優斗くん、お昼楽しみにしてるね」
優斗「！！………はーい」
楽しい日の始まりなはずなのに、
俺は、優斗くんと並ぶAの背中を見て、どこか苦しい気持ちになった。
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神ちゃん愛ing - 初コメ失礼します。涼君と瑞稀君の一途さがめっちゃ切ないし、キュンキュンします!!更新楽しみにして待ってます!! (2018年10月22日 23時) (
レス) id: bdc8cbeed4 (このIDを非表示/違反報告)
J7BR(プロフ) - めっちゃキュンキュンするし、切ないし、続きが読みたくなります！！更新頑張ってください(*^^*) (2018年10月20日 13時) (レス) id: 0f3307a83f (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - ポップコーンさん» コメントありがとうございます。たったいまポップコーンさんの作品を読んでいたのでコメント来ててびっくりしちゃいました（ ; ; ）！嬉しいです！更新がんばります。ありがとうございます！ (2018年10月11日 20時) (レス) id: a83f71fbfd (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン(プロフ) - 涼くんの真っ直ぐさも大好きなのですが、瑞稀くんの切なさが…ぐさぐさきます…龍斗くんの闇堕ち感ハマっちゃいます！！！！更新楽しみにしています！ (2018年10月11日 8時) (レス) id: af868719a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saku
| 作成日時：2018年10月3日 0時
