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瑞稀「涼！髪はあとでいいからとりあえず着替えろ！」
涼「えー、俺髪のほうが大事」
瑞稀「………マジで置いてくからな」
涼「うそ！うそです！待って瑞稀くん！」
俺も涼も、言葉にはしなかったけど楽しみにしていた日曜日。
涼に連絡したけど既読がつかなくて、
心配になって迎えにいってみれば案の定寝てるヤツ。
………ったく、涼はいつになったら自立出来るんだか。
とかいいながらも、涼が自分から離れていくのを想像したら、ちょっとだけ寂しいのは、気のせいだろうか。
涼「はい！はい！できた！準備終わり！」
瑞稀「おせーよ」
涼の家から全力疾走で駅まで行って、ギリギリ予定通りの電車に乗る。
窓ガラスを鏡にしながら髪型を整える涼を横目に、
走って崩れた前髪を直す。
涼「あーあ。せっかくのデートなのに髪型決まんね」
瑞稀「はあ？どこがデートだよ。男3人もいんだぞ？それに相手は………Aだし」
涼「Aだからじゃん」
瑞稀「………え？」
急に声のトーンが下がる涼のほうを見ると、
真剣な顔で俺を見つめた。
涼「ずっと、会いたかった大好きな人だよ」
………涼の、�犢イ��瓩蓮�多分、幼なじみとしてじゃない。
こんな涼の目は見たことがなかった。
俺らの関係が動き始めたことに気付いてしまった俺は、何も言えずただ涼の瞳を見つめていた。
涼「………遊園地なんて、めっちゃ久しぶりだよね！」
瑞稀「………ああ、うん」
涼「優斗くん、絶叫とか苦手そうー」
何もなかったようにニコニコ笑う涼に合わせて笑顔を作ってみるけど、きっと、かなりひきつっていたと思う。
涼………
Aのこと、好きなのか………
心のなかで呟いたとき、何故か心臓がぎゅっと掴まれるような感情になった。
もし、ふたりが上手く要ったら………
俺はひとりになってしまうのかな。
そんな未来なんて想像したくなくて、
ぎゅっと拳を握ると、タイミング良く車内放送で降りる駅の名前が読まれた。
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神ちゃん愛ing - 初コメ失礼します。涼君と瑞稀君の一途さがめっちゃ切ないし、キュンキュンします!!更新楽しみにして待ってます!! (2018年10月22日 23時) (
レス) id: bdc8cbeed4 (このIDを非表示/違反報告)
J7BR(プロフ) - めっちゃキュンキュンするし、切ないし、続きが読みたくなります！！更新頑張ってください(*^^*) (2018年10月20日 13時) (レス) id: 0f3307a83f (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - ポップコーンさん» コメントありがとうございます。たったいまポップコーンさんの作品を読んでいたのでコメント来ててびっくりしちゃいました（ ; ; ）！嬉しいです！更新がんばります。ありがとうございます！ (2018年10月11日 20時) (レス) id: a83f71fbfd (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン(プロフ) - 涼くんの真っ直ぐさも大好きなのですが、瑞稀くんの切なさが…ぐさぐさきます…龍斗くんの闇堕ち感ハマっちゃいます！！！！更新楽しみにしています！ (2018年10月11日 8時) (レス) id: af868719a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saku
| 作成日時：2018年10月3日 0時
