赤の癒しの姫 (ページ10)

今日:29 hit、昨日:1 hit、合計:87,682 hit

Episode8 ページ10

ｰEpisode8ｰ

BARの2階へ上がりブーツを脱ぎ
アンナとお風呂に入るために着替えを持ち
アンナと手を繋ぎお風呂場へ向かった

～お風呂～

Aがアンナの髪の毛にシャンプーを付け
泡立て洗い始めた

A｢痒いところとかない？｣

アンナ｢うん、大丈夫｣

A｢良かった｣

アンナ｢…何か姉妹…みたい｣

A｢姉妹…？僕とアンナが？
ふふ、アンナみたいな可愛い妹がいたら
すごく嬉しいな…｣

アンナ｢(人1)がお姉ちゃん…｣

Aもアンナも嬉しそうに話した

A｢はい、アンナ流すよ｣

シャワーを出し
アンナが目を瞑ったのを確認し
ゆっくりシャワーをかけていき
泡を落とし

A｢はい！これでOK…と｣

アンナの髪の毛の水分を絞り
リンスを手に取りアンナの髪に馴染ませた

アンナ｢(人1)のシャンプー…気持ちいい｣

アンナは目を細めながら気持ち良さそうに
言った

A｢そう？それは光栄だね
さ､リンスも流すよ？｣

アンナ｢うん｣

アンナはちゃんと目を瞑り
じっと洗い流してもらい
髪の毛を上の方へまとめた

A｢はい！完了
さ、後は自分で身体洗ってね？｣

アンナ｢うん｣

A｢さてと､僕も洗おうかな｣

Aは自分の髪を濡らしシャンプーを付け
泡立て始めた

アンナ｢(人1)の髪の毛すごいきれい…
私､(人1)の髪の毛…好き｣

A｢そう？僕もアンナの髪の毛好きだよ
アンナの髪の毛もすごく綺麗だよ｣

アンナ｢毛先…ミコトの赤…｣

A｢そうだね､尊の赤綺麗だよね｣

アンナ｢うん､ミコトの赤きれい｣

A｢尊の赤は僕が守るからね｣

アンナ｢私も(人1)と一緒に守る｣

A｢うん、2人でみんなを守ろう｣

吠舞羅の姫たちはそう誓いあった

その後にリンスをしてから
身体を洗い湯船に入り
数を数えて2人はお風呂から出た

着替えて髪の毛を拭きながら
脱衣所を出て尊の所まで2人で行き

A｢尊…尊…？寝てるの？｣

尊はAの声を聞き目を覚ました
そして身体を起こし

アンナ｢お風呂…空いたよ｣

尊｢ん…｣

短く返事をしてから
部屋を出てお風呂へ行った尊の背中を見送り

A｢じゃ、僕は部屋に戻るね
ちゃんと髪の毛乾かすんだよ？｣

アンナ｢うん､(人1)もね｣

A｢はーいっ､じゃあアンナおやすみ｣

アンナ｢おやすみ､(人1)｣

Aは自分の部屋へ髪を拭きながら戻った

next