赤の癒しの姫 (ページ40)

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Episode36 ページ40

ｰEpisode36ｰ

ｰAsideｰ

さてと…少しは動きやすくなったかな…制服だし…
菊理…か…いい子に会えたなぁ…

A｢さてと…まずは何処に行こうかな…｣

ボソッと呟きブーツを履き移動しはじめ
ゆっくり辺りを見回し乍歩き

あれ？この声…どっかで聞いた事ある…
美咲…？と…力夫…？

美咲？｢お、お、女ビビらせてんじゃねぇ！
殺すぞぉ！！！/////｣

あ、美咲だ…

美咲｢お、おい悪かった！///｣

女子生徒｢きゃ…きゃぁ！！｣

美咲謝ってるだけなのに…にげられちゃった…
何でだろう？あ…力夫痛そう…

鎌本｢か、勘弁してくださいよ、八田さぁん｣

美咲｢うるせぇ！女に手ぇ上げるなって
いつも言ってんだろうが！！｣

鎌本｢いや、手なんか上げてないし…
そもそも八田さんさっきから野郎にしか
聞き込みして無いっすよね？
女にも聞いてみねぇと…｣

美咲｢男の事は男に聞けば充分だろうが｣

鎌本｢えぇ！！？｣

？｢相変わらずの童貞丸出しって感じだなぁ｣

あ…猿比古だ

美咲｢テメェ…猿比古！！｣

猿比古｢奇遇だなぁ、どうやってここがぁ？
あぁ、アンナかぁ
けど、草薙さんがこんな聞き込みをさせるはずがない
大方美咲が勝手に暴走したんだろぅ？｣

美咲｢くっ…｣

A｢…(僕いつ出よう…)｣

猿比古｢ほんと相変わらずだなぁ…｣

美咲｢うるせぇ！！！
気安く呼んでんじゃねぇ！！
気安く俺の仲間語ってんじゃねぇ
この裏切りもんが！！｣

A｢…っ…｣

猿比古｢仕方ない、俺は所詮美咲達とは違う人種だった
抜けるのは必然さぁ｣

美咲｢それはそうだろうな
俺らはお前とは違う｣

鎌本｢だ、ダメっすよ八田さん
こんな所で騒ぎ起こしたら！｣

猿比古｢ところで美咲ぃここへはどーやって
忍び込んだ？｣

美咲｢あん？テメェの知った事かよぉ？｣

猿比古｢ここのセキュリティは硬い
パスはどーした？見せてみろよ、みぃさぁきぃ｣

美咲｢テメェの知った事じゃねぇ
つーか、名前で呼んでんじゃねぇ、虫唾が走んだよ｣

猿比古｢…あぁ、そう言えばお前下の名前で呼ばれんの
嫌いだっけ？み・さ・きぃ…｣

美咲｢上等だゴラ｣

A｢美咲…猿比古…｣

いつ出て行こう…あ！！僕スカートだった…
でも、二人を止めないと…っ！！

A｢仕方ないっ…！！//｣

あ、力夫が止めた…？
あれ？猿比古がまた煽った！！もう！！

美咲｢サル、テメェ死んどけ！！｣

猿比古｢伏見緊急抜刀｣

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