赤の癒しの姫 (ページ39)

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Episode35 ページ39

ｰEpisode35ｰ

Aは色々見て回った。
自分が本当は行っているであろう“学校”と言うものを

A｢ここが…学校…｣

すれ違う生徒達はAをガン見
可愛いし制服ではないためかなり目立っていた

菊理｢ねぇ、君？こんな所で何をしてるの？｣

A｢え？っと…僕は…来月からここに転校するの
だから、どんな所かなって見に来たの｣

菊理｢なるほど…あ！制服着てみる？
ね！いいよね！よし！いこー♪｣

A｢え！？あっ…ちょっと！｣

菊理はAの手を引き乍校舎へ向かい

菊理｢でも、ここ最近…ううん
ここ数日転校生が多くて嬉しいよ！｣

A｢転校生…？｣

菊理｢うん♪吾輩ちゃんでしょ？クロくん！｣

A｢クロ…へぇ…ねぇ、君の名前は？｣

菊理｢おっと！忘れてた！
私は夢染菊理だよ！よろしくね！えっと…｣

A｢僕は月宮A、よろしく、菊理。｣

菊理｢よろしく！Aちゃん♪｣

A｢で…何処に向かってるの？｣

菊理｢ん？制服採寸のために保健室だよぉ♪｣

A｢保健室…この学校広いよね
僕迷っちゃうだろうなぁ…｣

菊理｢うーん、確かにねぇ？
でも、慣れれば大丈夫だよ｣

A｢慣れれば…か…｣

菊理｢慣れるまでは誰かに一緒に居てもらうといいよ♪
私でもいいし！｣

A｢菊理は親切だね｣

菊理｢そうかな？普通だよ！さ！着いたよぉ♪｣

菊理に連れられAは葦中学園の保健室へ着いた
中へ入り菊理に色々計って貰った…

菊理｢んー、スタイルいいねぇ♪｣

A｢ふ、普通だよ？｣

吠舞羅のマークが見えない様に隠していたA
制服を渡されベッドのカーテンの中で着替え

A｢…す、スカート…僕が…
こんなの誰にも見られたくない…｣

そう言って少し短いスカートの裾を下へ引っ張った…

菊理｢終わった？どう？きつく無い？｣

A｢全然大丈夫だよ、ありがとう…/｣

普段履かないスカートを履いて出て来たA。
吠舞羅のメンバーが見たら驚きと喜びが
入り交じるだろう…

多分…これを見たら出雲は機嫌が直る

A｢校内うろちょろしても大丈夫？｣

菊理｢大丈夫だけど…文化祭準備でゴチャゴチャしてるから
気を付けてね？｣

A｢うん、ありがとう、菊理｣

Aは菊理と別れ校内を見て回る事にした

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A葦中学園制服Ver.