赤の癒しの姫 (ページ18)

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Episode16 ページ18

ｰEpisode16ｰ

～吠舞羅side～

Aが連れ去られた後
すぐに吠舞羅は目を覚ました

尊｢っ…｣

美咲｢…っ…！！
Aは！！！？｣

鎌本｢くそっ！！！どこにも居ねぇっす！！｣

出雲｢俺等がいたっちゅぅんに！！！｣

尊は静かに怒りを炎で表していた…
それを見た出雲は

出雲｢一旦…戻ろ…｣

美咲｢今から追いかければっ！！｣

出雲｢一回落ちつき！！！
今一番せなあかん事は何や！ちゃんと作戦立てて
行動せなあかんやろ！！｣

美咲｢っ…！！｣

そしてそこにいたメンバーは全員BARへ
帰っていった

アンナ｢おかえり！
…あれ？(人1)は…？｣

尊｢…｣

アンナ｢ミコト…？｣

出雲｢俺から説明するわ…｣

出雲はさっき何が起こったか、
すべてを話した。

そんな話の中出雲の端末が鳴った
“ピッ”と通話をタッチし電話に出た

出雲｢もしもし､世理ちゃんか？
ちょっと今忙しいんやけど…｣

世理『大事な話よ…Aの両親に付いて』

その言葉を聞いた瞬間出雲は咥えていたタバコを
口から落としてしまった

出雲｢どういう事や？何で世理ちゃんが知っとるんや？｣

世理『実は最近ある組織が私たちセプター4の
目を盗んで影でこそこそなんかやってるみたいなのよ
そして、それを詳しく調べていったら…』

出雲｢Aの両親に繋がった…と｣

世理『えぇ…』

出雲｢世理ちゃん、そいつらのアジトって分かるか？｣

世理『分かるわ、さっきそれを見つけたの
…何かあったの？』

出雲｢ちょっとな…んで、教えて貰えへんか？｣

世理『…急ぎみたいね…後で私から室長へ
言っておくわ…場所はメールで送るわ』

出雲｢ありがとうな｣

出雲は電話を切ってすぐにメールが来て
そのメールを確認した

出雲｢…ほな…どないするんや、尊｣

尊｢…行くぞ｣

吠舞羅｢｢｢おーーっ！！！！！！！！｣｣｣

アンナ｢ミコト、私も行く。｣

多々良｢もちろん、俺も行くから大丈夫だよ｣

尊｢…無茶すんなよ｣

アンナは尊の隣に並びポケットに突っ込んでいる
手の袖を“キュッ”と掴み一緒に歩き出した

出雲｢うちの大事な姫さんに手ぇ出したんや
地獄見えてやりぃ！！｣

そんな事んなしているうちに
世理が地図で示したビルについた

尊｢…燃やせ｣

吠舞羅｢｢｢｢No Blood!No bone!No ash!｣｣｣｣

吠舞羅メンバーがそう叫んだ
そしてどんどんビルの中へ入っていった

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