335(nishijima) ページ4
○nishijima said
生放送を終え、ばたばたと用意を済ませて車に乗り込む。
すでに用意を終えていた真司郎と宇野ちゃんがすでに乗っていて。
残りのメンバーはもう一台の方らしく、走り出した車の中でやっと一息つく。
西『とりあえず終わったね。』
宇「なんとかなって良かった、本当。」
與「宇野ちゃんお疲れ。さすがやったわ。」
宇「そんなことないよ。」
西『いやほんとに。さすがだわ。』
宇野の凄さを再確認した1日。
多分それは他のメンバーも同じだったと思う。
デビュー当時、どちらかといえば宇野は1人で抱え込んで爆発してしまうタイプだった。
愛くるしい可愛さで誰かに甘えたり頼ったりしても違和感のない千晃と比べて、宇野のイメージは「カッコ良い女性」。
俺たち男子メンバーも思わず嫉妬するくらいの実力。
1人で立つことに違和感はなくて。
いつだって宇野ちゃんは誰よりも大きなプレッシャーと戦っていたと思う。
千晃が卒業を決めた時、真っ先に頭に浮かんだのは宇野のことで。
誰よりも仲の良かった女子メンバー。
俺たちに見せられない弱さも千晃には出していたんだと思う。
そんな宇野に女子メンバーとしてのプレッシャーや仕事が集中してしまうこと。
実際俺はそれが1番の気がかりで。
新メンバーの加入には宇野のことを考えると賛成、という立場だった。
だけど今日の宇野を見て確信する。
宇野は俺たちが思っているよりずっと強くて素敵なメンバーだ。
宇「…だけど、やっぱり違和感だった。」
與「まあな。」
宇「さくらが入って1年と少ししか経ってないのに不思議だね。6人といた時間の方がずっと長いのに、今の私はさくらがいないAAAなんて考えられない。」
西『それはもちろん同じだけど。でも俺今日の宇野見て、宇野は1人でも全然大丈夫だって思った。』
俺の言葉に少しムッとした顔をする真司郎に慌ててそういう意味じゃないけど！と否定する。
西『本当に俺もさくらのいないAAAは考えられない。だけどそういう意味じゃなくて、なんて言えば良いのかな、』
宇「んー、まあにっしーの言いたいことは分かる。」
宇野ちゃんが少し困ったように笑う。
宇「確かに千晃がいたころに比べたら私は自分の足でしっかり立ってるかも。なんていうのかな？仕事は2人で分担してるけど責任は分担してない感じ？」
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saku(プロフ) - みゅーさん» あああ！もう嬉しすぎて泣きそうです（；＿；）！（笑）大切に大切に物語を進めていけたら良いなと思います！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2018年6月18日 22時) (
レス) id: 1e377d8f5f (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - ゆきだるまさん» 嬉しすぎるコメントありがとうございます（；＿；）！いちゃいちゃはAAAの世界観を壊すのが怖くて書けていませんが私自身もいつか挑戦してみたいと思ってます！その時はよろしくお願いします！！ (2018年6月18日 22時) (レス) id: 1e377d8f5f (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - なるさん» 第9章公開しました！ぜひそちらもよろしくお願いいたします！！ (2018年6月18日 22時) (レス) id: 1e377d8f5f (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - このお話が大好きすぎてほんとに終わってほしくないです！！！！なので、無理に終わらせようとしないでください！！！このお話なくなったら楽しみなくなります。。（ ; ; ） これからも楽しみにしてますので更新遅くなってもいいので頑張ってください！！！ (2018年6月13日 21時) (レス) id: 63a45c8bf9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきだるま(プロフ) - だらだら続いていっても全然いいです！むしろ完結してしまうほうが寂しい(´；Д；`)もしも七瀬ちゃんが誰かとくっつくのだたっら結婚とかイチャイチャも書いてほしい！ (2018年6月13日 16時) (レス) id: 0c124f51b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saku | 作成日時：2018年4月14日 1時
