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ー…………
もう要らないと言われるかも。
抜けろって、辞めろって言われるかも。
いつのまにかメンバーにもそんな不安を感じて。
にっしーの言葉でさえ、言葉以上の意味を考えた。
ちあちゃんの言う通り、私はメンバーを信じてなかったんだ。
そんなわけない。
誰よりも私のことを考えてくれるみんなが
気持ちを尊重してくれるみんなが
私が前向きになることを、少し離れたところで待っててくれてる。
なんでその優しさに気づかなかったんだろう。
伊「にっしーからさくらの話を聞いてやって欲しいって言われたの。俺たちじゃ分かってやれない気持ちがあるだろうからって。」
ちあちゃんの言葉に胸が鳴る。
にっしーはそういう人だ。
ドラマの時だってそう。
私はいつだって、気づかないうちににっしーに守られている。
あの厳しい言葉だってそう。
私を突き放してでも伝えようとしてくれた大切なこと。
本気で怒ってくれたのは、深い優しさから。
伊「宇野ちゃんは、さくらちゃんが居なかったらもっと自分は弱かったって言ってたらしいよ。」
なんか妬けるなぁ、と笑うちあちゃん。
だけどわたしは涙が止まらなくて。
声を抑えるのに必死。
違うよ、宇野ちゃん。
私が守られてるだけなのに。
伊「リーダーも秀太も、真司郎も日高君だって。たまに会えばさくらちゃんの話ばっかり。」
みんなの顔が浮かんで悲しくないのに泣けてくる。
なんで忘れてたんだろう。
私はこんなに幸せだ。
伊「みんなさくらちゃんを必要としてる。7人でのこれからだけを考えてる。それは私だって同じだよ。」
小さく息を吐いて、ちあちゃんが私をまっすぐに見る。
伊「赤色、引き継いでくれてありがとう。」
泣かないで、って優しく頭を撫でてくれる手が温かくて。
結局止まらない涙。
大好きだった7人のAAA。
身体は小さいのに堂々としてて、誰よりもまっすぐ前を向いていたちあちゃん。
ファンだったころちあちゃんから貰った沢山の勇気と感動を。
今度は私が与えられる側になりたい。
メンバーに、ファンに、
そしてちあちゃんに。
もう迷わない。
負けない、逃げない、辞めない。
私はAAAの七瀬さくらとして生きていくんだから。
ここは私の場所。
赤は、私の色。
みんなと笑うのは、私。
忘れていた沢山のことに気づいて心が軽くなる。
早くみんなに会いたい。
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saku(プロフ) - みゅーさん» あああ！もう嬉しすぎて泣きそうです（；＿；）！（笑）大切に大切に物語を進めていけたら良いなと思います！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2018年6月18日 22時) (
レス) id: 1e377d8f5f (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - ゆきだるまさん» 嬉しすぎるコメントありがとうございます（；＿；）！いちゃいちゃはAAAの世界観を壊すのが怖くて書けていませんが私自身もいつか挑戦してみたいと思ってます！その時はよろしくお願いします！！ (2018年6月18日 22時) (レス) id: 1e377d8f5f (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - なるさん» 第9章公開しました！ぜひそちらもよろしくお願いいたします！！ (2018年6月18日 22時) (レス) id: 1e377d8f5f (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - このお話が大好きすぎてほんとに終わってほしくないです！！！！なので、無理に終わらせようとしないでください！！！このお話なくなったら楽しみなくなります。。（ ; ; ） これからも楽しみにしてますので更新遅くなってもいいので頑張ってください！！！ (2018年6月13日 21時) (レス) id: 63a45c8bf9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきだるま(プロフ) - だらだら続いていっても全然いいです！むしろ完結してしまうほうが寂しい(´；Д；`)もしも七瀬ちゃんが誰かとくっつくのだたっら結婚とかイチャイチャも書いてほしい！ (2018年6月13日 16時) (レス) id: 0c124f51b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saku | 作成日時：2018年4月14日 1時
