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ー………
ー 過去曲も歌ってください
ー メイン3人での歌割りが聞きたい
ー もっとばきばき踊ってください
溢れるファンの言葉を受け止めようと必死なればなるほどどうすれば良いか分からない。
そんな直也君に
AAAのみんなに
私ができること。
私しかできないこと。
今の私達にしかできない、魅力の詰まったライブを企画する。
やりたい！と言った私を見て、直也君はすぐにマネージャーとスタッフに話を通してくれた。
もちろん私は経験も知識もないから信頼できるスタッフと一緒に、という形で今回のライブは裏方にも参加させてもらうことが決定。
毎回私達メンバーも意見を言ったりすることで参加するんだけど何も形がない真っ白の段階から参加することはほとんどないらしく私が初めて。
最初はとまどっていたスタッフのみんなも直也君の話を聞いて協力してくれることになった。
…ってことを朝楽屋で会ったしんちゃんに報告したんだけど。
よく分からない、という感じで目をぱちぱちさせている。
與「それほんま大丈夫？」
『酷ーい、私には無理って？』
與「やなくて。」
しんちゃんが私の顔を覗き込むように身をかがめる。
與「さくらの体力的なこと、心配しとるんやけど。」
『あ、そっち？全然大丈夫！』
笑って手を振る私になら良いけど、としんちゃんが黙る。
確かに私は他のメンバーよりやらなきゃいけないことが多い。
歌やダンスのレッスンやライブに向けて頭に入らなきゃいけない知識の勉強もある。
最近はテレビの仕事も増えてきて来シーズンのドラマのオファーを2本、かなり少ない出番ではあるものの映画出演のオファーも頂いた。
そんなスケジュールの中で引き受けたライブの裏方。
だけど不思議ときつい、だとか大変、だとかそういう感情は全くなくて。
むしろワクワクしてる。
求めてもらえること。
それがこんなに嬉しいんだって実感して。
詰まったスケジュール、きつきつの毎日を過ごす中で今まで感じたことのない充実感を得ている気がする。
與「あんま無理せんといてや。本当に。」
『しんちゃんにだけは言われたくないけどありがとう。足もう全然平気？』
與「おん。明日の病院でオッケーでたら明後日からやっとダンスできるわ。あんまなまってなかったらええけど。」
『ダンス練習付き合うから声かけてね。』
與「おん。」
あの怒涛のライブからもう1ヶ月。
時の速さに唖然とする。
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saku(プロフ) - カワウソさん» 泣きたくなるくらい嬉しいコメント本当にありがとうございます（；＿；）嬉しくてそのコメントを何回も読みました（笑）これからも届虹をよろしくお願いします（；＿；）！！ (2018年2月27日 9時) (
レス) id: 7bf4716d7e (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - カワウソさん» 更新が不定期になってしまって申し訳ないです（；＿；）早く続き公開できるように頑張ります！もう少しお待ちください（；＿；） (2018年2月27日 9時) (レス) id: 7bf4716d7e (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - Mioriさん» 返信かなり遅くなりましてすみません（；＿；）こちらこそコメントありがとうございます！7章もよろしくお願いします（；＿；）！！ (2018年2月27日 9時) (レス) id: 7bf4716d7e (このIDを非表示/違反報告)
カワウソ(プロフ) - 全然飽きません！何回も1から読み直しています！笑 まだまだ完結は先かもと仰っていましたが、まだまだ続いてほしいのが本音です笑 更新頑張ってください！ (2018年2月26日 23時) (レス) id: ce39b06bba (このIDを非表示/違反報告)
HWJ98yGIRs5Srag(プロフ) - 続きが見たいです (2018年2月20日 23時) (レス) id: a4a7a47dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saku | 作成日時：2018年1月27日 11時
