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ー…………
『あ、アイスある！』
西「寒くない？」
『寒い日に食べるアイス美味しいじゃん。私苺にしよっと。』
西「えー、じゃあ俺グリーンティー。」
『宇野ちゃんも苺かな…秀ちゃんは…』
西「そのガリガリ君は誰のなの？(笑)」
『しんちゃん！』
新年会もそろそろ中盤。
お酒とおつまみの追加の買い出しじゃんけんに見事に負けた私とにっしーは近くのコンビニへ。
深くフードを被ってサングラスをしたにっしーと帽子を被ってマスクをした私はどう見ても不審者だと思うけど。
お会計を済ますと当たり前のようにお酒の入った重い袋を持ってくれるにっしー。
優しさに思わずにやける。
『ありがとう。』
西「女の子に重いもの持たせられませんから。」
『あ、そういえば。』
西「ん？」
2人きりになったタイミングでドラマのことを思い出す。
まだちゃんとお礼言ってなかった。
『土屋太鳳ちゃんから聞いたよ。チケット渡してくれたんでしょ？ありがとう。』
西「あー、ごめんね。勝手なことして。」
にっしーの言葉に大きく首を振る。
『ううん。にっしーのおかげでAAAのこと少しわかってもらえて本郷さんとも仲良くなれそう。本当にありがとう。』
西「ほんと？お節介なことしたかなってちょっと心配しててんだよね。」
なら良かった、とにっしーが笑う。
相手に知られなくても良い、そんな気持ちで動けるのは本物の優しさだと思う。
きっとにっしーは私が太鳳ちゃんから聞いてなかったらずっと言わないつもりだったんだろう。
見返りを求めない、さりげない優しさに心が震える。
西「さくらの頑張りはさ、やっぱりステージに立つ姿を直接見てもらうのが1番早く伝わるって思ったんだよね。」
『AAAとしての私を見てもらって分かってもらおう、なんて考えもつかなかった。分かってもらうための努力を何もしてなかったんだなって気づかせてもらったよ。』
西「そんなのまだ芸能界に入って1年のさくらは分からなくて当たり前なんだよ。なんのために俺達がいると思ってるの？」
にっしーがあいてる手で私の頭を軽く叩く。
西「相談してくれたら俺達はいくらだってアドバイスするよ。経験談だって話せる。俺は正直今回ドラマの仕事のことをさくらが全然相談してくれないのは寂しかったよ。」
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saku(プロフ) - カワウソさん» 泣きたくなるくらい嬉しいコメント本当にありがとうございます（；＿；）嬉しくてそのコメントを何回も読みました（笑）これからも届虹をよろしくお願いします（；＿；）！！ (2018年2月27日 9時) (
レス) id: 7bf4716d7e (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - カワウソさん» 更新が不定期になってしまって申し訳ないです（；＿；）早く続き公開できるように頑張ります！もう少しお待ちください（；＿；） (2018年2月27日 9時) (レス) id: 7bf4716d7e (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - Mioriさん» 返信かなり遅くなりましてすみません（；＿；）こちらこそコメントありがとうございます！7章もよろしくお願いします（；＿；）！！ (2018年2月27日 9時) (レス) id: 7bf4716d7e (このIDを非表示/違反報告)
カワウソ(プロフ) - 全然飽きません！何回も1から読み直しています！笑 まだまだ完結は先かもと仰っていましたが、まだまだ続いてほしいのが本音です笑 更新頑張ってください！ (2018年2月26日 23時) (レス) id: ce39b06bba (このIDを非表示/違反報告)
HWJ98yGIRs5Srag(プロフ) - 続きが見たいです (2018年2月20日 23時) (レス) id: a4a7a47dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saku | 作成日時：2018年1月27日 11時
