蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉１章 (ページ46)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:1,539 hit

復活Love6 ページ46

って

　風「何でオレ、ここに居るのさ？置かしてもらってる荷物は後で……」

　涼那「何で？出て行く、別れる算段で話進めてるの？」

(なんで？)

　瑛斗「ここは、3人の家だろ？同居は解消しねえよ」

　風「別れる？同居？何言ってんの？そもそも、オレは間借りしてるだけで」

　涼那.瑛斗「ちょっと待った! 1年前さ!」

　琉の葬式

　風『兄さんは、家族親戚から将来を嘱望されていて、父さんだって『何故琉が…… お前が……』って俺が『死ねばよかったって』言おうとしたんだ…… お母さんだって…… 本当は』

　俺と、瑛斗と、琉、小学校からの腐れ縁で同級生。琉はお父さんからの過度な期待にプレッシャーを感じてた

　けど、オイラと涼那とツルんでる時は『すげー何も考えなくていいから楽しい』って、いってくれたんだ

　1年半くらい前

　琉『一つ下の弟が高校受験でさ、勉強見てあげてくんない？』

　引き受けた動悸はさ

　涼那.瑛斗 (小遣いが稼げるな)

　すごい身勝手な動機だった