Garnet 真恋～初恋と宝石~Ⅲ2章 (ページ48)

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俺ね離婚が成立したんだ① ページ48

リョウside

　何で？目の前の人こんなニコヤカな訳？

　コワ過ぎるよォ

　今日は火曜｡水澄さんとオシャレなカフェでランチです

　リョウ「風華ちゃんが水澄さんの妹で……良かった……」

　英史「まったく｡ホントに恐ろしい人だよ｡リョウくんは……どうして分かった？」

　リョウ「食事会での､水澄さんと風華ちゃんの様子｡二人が話してくれた幼少期｡ここ7年くらいの出来事の時期に殆どズレが無ったから……」

　英史「オイラ早く家から出たい! って｡けどさ？風華ちゃんからしたらさ､母親の一緒に暮らしたい理由がさ……家には美樹さんが居るし､オヤジと一緒に暮らす気に……なるわきゃないよね？」

　リョウ「はい……大人の都合で……」

　英史「オイラの態度もね｡風華ちゃんが施設を選らんだ時の悲しみ｡絶望……オヤジも7年も音信不通の息子だよ? あり得無いでしょ？」

　水澄さんは最後に

　英史「オイラ｡風華ちゃんとこれから仲良くしていこ？って約束したの! オヤジや美樹さん兄貴ともね!」

　それはそれは嬉しそうにね？

　帰って行きましたよ

　英史「リョウくんの報告は？ ……吉報は今度ね？風華ちゃんを宜しくねー」

　水澄さん？俺の事恐ろしいって言うけどさ……

　貴方の方が……よっぽど恐ろしいよ

　全部お見通し……か

　吉報も聞かないで帰えっちゃうしさ……

　自由人だ(謎の人)……