今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:1,084 hit
小｜中｜大
父と義母〜再会� � ページ46
英史side
そりゃ戸惑うよね風華ちゃん
父ちゃんの言葉に、瞳に涙を揺らめかせてる
英史「俺、父ちゃんの気持ちを汲み取る事しないで……」
仁史「イヤ…… 今なら英史の気持ち理解出来るよ」
美樹さん風華ちゃん左手の上に、自分の右手を重ねて……
英史「風華)ゃん、不安だったよね？ オイラさ、兄貴が父ちゃんの会社の跡を継ぐんだから俺はいいじゃん？ って勝手にさ。相談もなしに行く大学決めて、トッととこの家出るんだ! って事ばっか考えて風華ちゃんの気持ちに寄り添う事さえしないで逃げたんだ……」
風華「水澄さん……」
英史「風華ちゃん。母ちゃんがこの家を出る時に言った言葉覚えてる？」
風華「一歳半位だったから何も…… でも今の施設にお世話になる前に再会して『一緒に暮らそう』って言われた時『前の結婚では7年？ 8年？ どっちでもいいや、それだけ持ったんだから良しとして欲しいわ』って」
(どういう意味？)
ニュアンス的には何となく分かるの
アホな事聞いたのが自己嫌悪……
もう自分で自分が嫌になっちゃったよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：涼風花 | 作成日時：2021年3月5日 10時
