Garnet 真恋～初恋と宝石~Ⅲ１章 (ページ35)

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玲くん…は立派な紳士よ　担任の罪① ページ35

風華side

　榊木さんの言葉に珠ちゃん頷いて｡そうだよね？珠ちゃんだって…… 珠ちゃんの方が辛いかな｡私は親との関係が気薄だったから環境が辛いとかは余り…… むしろあの時の方が…… 大人から受ける仕打ち､珠ちゃんや愛実ちゃんの方が辛いよね｡話すべき話じゃないと分かってるけど、私達は誰かに縋りたくて…… じゃないと立ってられなくて…… 巴坂さんが優しく微笑んでくれたから……

　風華「今日、施設長小学校へ話し会いに行ってるんです｡月曜日本当あり得ない事が起きて……」

　ー回想ー

　昨日月曜PM18：30私と珠ちゃんは(仕事終わり)二人で過ごしていた

　ｰコンコンｰ

　部屋のドアをノックする音｡開けると

　風華『はい？愛実ちゃん？どうしたの？泣いてるの？いらっしゃい｡お話ししようか？』

　玲『風華先生？俺も一緒にいい？』

　風華『玲くん？』

　珠稀『どうぞ。私もいい？』

　玲『うん。最初は風華先生と、珠稀先生に｡チョー先生にも話すけど』

　珠稀『夕食後だからお茶でごめんね』

　風華『愛実ちゃん大丈夫？そんなに泣くと目が痛くなっちゃうよ？はい、タオル冷たかったら言って？ちょっと目に当ててみよう』

　玲『マナ？頑張れる？』

　風華.珠稀『な？何これ？』

　私は思わず愛実ちゃんを抱き締めたの

《あなたが色々されるのはあなたにも責任あるんじゃないですか？》