アナタが好き�� ページ21
次に、風花の母方親戚部屋へ向かいながら
英斗「オイラのして来た事…… 間違ったんかな……」
真希「風花ちゃんも、ゆなちゃんも。英斗くんが救いって思ってるよ! 各々役割を果たしたから貴弘さんも心の奥底で『風花ちゃんを風花ちゃん』って認識してたの!」
英斗「初め年数回しか…… ヒヨコ呼ばわりでさ。去年は月１。今年から月２回に……4月からは毎週になって。話…… より喧嘩してた」
真希「誠意は伝わったよ」
英斗「だとイイけど……」
真希「少しずつ伝わってたの! 後悔してたはずよ？ 英斗くんの努力、風花ちゃん、ゆなちゃんの努力。貴方のお母様。お父様。皆の努力で貴弘さんは回復に向かってたの!」
英斗「風花ちゃんの神高くん…… 未来の弟に良いとこ持ってかれた…… 今朝はゆなちゃんの坂戸くんに……」
(成程ぉ。英斗くんの拗ねポイントはそこか〰可愛い妹が…… ね？)
英斗「真希だって人の事言えねぇし! 親戚に啖呵キルしさ!」
真希「だって! 嫌味がさ!」
(妹取られたからって拗ねないでよ!)
英斗「でも、そんなアナタが好き」
真希「な! バカぁ」
(あ｡照れて可愛い! 肩叩かれたし)
風花ちゃんの母方の親戚様に、同じ事話たよ
真希はキレるし……
父方と同じホテルに泊まるとか……
ホント…… バカな人達!
オイラもキレたよ!
御免だぁ？ 謝る相手違ぇし!
風花ちゃん。ゆなちゃん。貴弘さん。紗菜さん。実代さん。父ちゃん。母ちゃん。領にも謝って欲しいもんだね!
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作者名：涼風花 | 作成日時：2021年3月5日 10時
