今日:2 hit、昨日:24 hit、合計:1,849 hit
小｜中｜大
テンパる二人 ページ14
リョウside
リョウ「お待たせ」
彼女はソフアから立ちあがっちゃったよ
テンパってるネ
俺は左手を差し出したんだけど
ジッと俺の手を見つめておずおずと左手を……
握手しちゃったよ!
俺もテンパってるし!
リョウ「神高涼汰です。２年生徒会長です」
風花「咲良風花……です｡１年生です」
声小っちゃ!
ね、ここでね。優しい言葉かけてあげれば？ いんだけどさ、天の邪鬼のワタクシなもんで
リョウ「座ろ？ よろしく! 任務遂行頼む!」
やはり浅く腰掛けて
風花「任務？ え？」
腰浮かせてるし
ソフアから落ちるなよー。
あー心配
なんか、イメージより……いちいち反応が可愛いなぁ
リョウ「あれ？ さっき封筒受け取ったよね？」
風花「封筒？」
ごそごそと封筒探して鞄から出して内容確認して
風花「あ!」
ビックリし過ぎたんだね？
やっと俺と視線を会わせてくれたもん
にっこり笑うと、すこし頬を紅く染めて……
〈生徒会役員推薦状〉生徒会長 神高涼汰
〈拒否券 《権》〉咲良風花樣宛て
〈生徒会役員決定状〉生徒会顧問 南田倫哉
三枚の紙を見比べて？ って顔
だよね？
洒落なんすけどね？
反応が楽しみですよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：涼風花 | 作成日時：2021年2月21日 14時
