Orange Topaz～初恋と宝石～Ⅰ１章 (ページ36)

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聞いて貰おうかな……~R~② ページ36

俺はつい、話してしまいましたよ

　リョウ『こんな大事な事話、しちゃって良かったの？』

　と確認したら

　のん『パパが信頼した人には…… って。亜子、結衣はもちろん。リョウくんは信頼できる人だもん。リョウくんの信頼している人達もね!』

　って、言ってくれたハズなのにな？

　リョウ「何ですけどね、肝心な彼女の気持ちは聞いてないなと……」

(確かに『大好きです。付き合ってください？俺と居たら幸せ』って言いましたよね？)

　心斗「リョウ好かれてないんだよ!」

(うるせぇよ! 堺江さん!)

　倫「のんちゃん、リョウに聞いて貰って安心して、そこで満足してしまったんじゃねぇの？」

(さすが、倫くん良い事言いますね!)

　悠「のんちゃん、自己犠牲的な所があるみたいだし、リョウに幸せになって良いよ。って言われて嬉しかったけど…… まだ幸せになって良いの？パパとママが別れたのって、私が原因なの？って考えて……」

(悠ちゃん、俺がそうじゃねぇかって思ってた事サラリと……)

　英太「リョウそれで諦めるんか？」

(龍生さんやっぱすげぇ)

　心斗「リョウ! ガンバです!」

(ありがとう。堺江さん。本当は貴方がいつも場を和ます為に、バカな事言ったりしているの分かってますよ)

　リョウ「ありがとうございます。俺頑張りますよ」

　そうだよ! 落ち込んでいる場合じゃない

　のんちゃん…… 絶対に振り向かせますら覚悟して下さいね!

　のん『私、リョウくんに会えてよかった』

　確かに聞いたしね