笑って生きて行く2-番外編1 ページ50
翌日
桜園 リビング
チョット何と言うか、いたたまれない気持ちになっちゃって。 園に遊びに来たんだけど……
エイトにぃと、リョウにぃ、二人揃って休日だったみたいで、園に一緒に来たんだけど……
意識を飛ばしちゃって。 次に、僕が目覚めた時には、すごい青ざめた顔で沢山謝られて
風『もういいよ』
って
ようやく、僕の違和感に気付いたらしくて。 激しく落ち込むのはいいけど
リョウにぃ、エイトにぃ……園に来た時ぐらい、頼むから子供たちにその顔は
まずいんじゃない？
けど、今は駿だよ、駿、駿のお陰で……
他の子供達に勉強を教えていた駿が、僕を真ん中にエイトにぃが右側に、リョウにぃは左側に3人で座ってたソファーの
対面のソファーに座ったタイミングで
風「おととい、琴音ちゃんだけ 誰が好き。って何も言わなかったのさ、どうしてか分かるよね？」
駿「俺も言って無いよ？」
確かにね ？
けど、なんとなく雰囲気とかで、自分への思いを感じ取る事ってあるでしょ？
それは、自分の好きな人が、他の人を好きで、見つめているって感じた時も
察してしまう
切ない片思い
という感情
というか……
風「駿、日頃から冗談に紛らわして、僕の事好きとか言ってくるの聞いてたら、琴音ちゃんだって…… 何も言えないよね？ そして駿は琴音ちゃんの気持ちも 分かってるし……それに駿の本音は？」
もう一つ
蓮 くん
怜皇くん
陽向くん
大斗くん
咲良ちゃん
胡桃ちゃん
茜ちゃん
��莉花ちゃん
達の告白にも色んな想いがね……
流石、エイトにぃと、リョウにぃ
瑛斗.涼那「なるほど……」
察したみたい……
けど、僕のコトとなると……
何で察してくれないんだろ？
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作者名：涼風花 | 作成日時：2021年5月26日 16時
