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花冷えの季節2-恋人達編10 ページ13
涼那.瑛斗side
風「エイトくん、リョウ…… 俺の身体いじくり回しながらとか…… ありえないからね？ 辞めないなら兄弟の縁を切るから!」
瑛斗.涼那 《フウちゃん？ ナンデ？ ナンデ？ ナンデ？》
涼那「フウちゃんにね、相応しいね、釣り合いの取れた人間になるため。俺、脚本家や演出家になろうって思ったんだよ？」
瑛斗「フウちゃんにね、相応しいね、釣り合いの取れた人間になるため。オイラ、画家や、芸術家になろうって思ったんだよ？」
──-
風side
瑛斗『リョウ! フウちゃんに話! ガウン!』
涼那「フウちゃん風邪振り返しちゃう! ガウン!」
エイトくんとリョウ
『イヤー!!』
って叫んだ後
俺にガウン着せて、ベッドに横たえてさ……
《ナゼにリョウと、エイトくんも裸になってガウン着てんのよ？》
俺を真ん中にエイトくんは、右側に、リョウは左側に、川の字になって、俺ピタッてくっ付いて
慈しむ様に……エイトくんは、俺の右手を……リョウは、俺の左手を握り締めるとさ
涼那「フウちゃんが、世界中の人に愛されて、大きな存在になったら、フウちゃん俺から離れて行っちゃうっ。て怖くてっ……」
瑛斗「フウちゃんは、当たり前だよね？ 幻の天才って隠しきれない大きな存在になってって、オイラだけのフウちゃん。じゃ……」
ポロポロ涙しながら、真摯な告白をしてくれたんだ……
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作者名：涼風花 | 作成日時：2021年5月26日 16時
