彼氏/彼女が出来ないのはやっぱお前のせい

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角名｢で？言いたいことは？｣



ざわざわ...



今私たちは1組の教卓の上に正座してて前の机に倫太郎が座って動画撮ってる



因みにホコリがつかないようにって私の下には侑のジャージひいてくれた



優しい(?)



｢言いたいことって言われましても…｣



侑｢いやまぁ普通に飯食ってただけやし？｣



角名｢おっけ、言い方変えるわ。何企んでたの｣



『ﾋｪ』



おいそこのクラスメイト達、笑うんじゃない。
助けろ、いや助けてください



侑｢全部Aが考えてん！！俺ら悪ないって！｣



治｢そ、そうや！Aがやろって言い出してん！｣



お前ら手のひら返すの早すぎて



後で覚えとけよ、、、、



角名｢…そうなの？｣



｢そうだけど皆ノリノリやったもん。｣



銀島｢た、確かに、、、｣



角名｢ふーん、で？結局これなんなの｣



｢私に彼氏出来たドッキリー、的な｣



角名｢なんでよりによって相手侑なわけ｣



｢くじ引き｣



角名｢なるほどね、、ほんとにドッキリ？｣



｢ドッキリ。侑が彼氏とか絶対ない｣



隣で侑がなんかうるさいけどちょっと無視



そこまで言うと倫太郎は安心したのか机から降りてきて私の目の前に来ておでこをこつん、と当てる



角名｢はぁぁぁまじで焦った。｣



｢なんかごめん、、｣



角名｢もういいよ、けどこれからは絶対しないでね｣



｢約束する｣



角名｢ん。



ま、侑とAが付き合うわけないか。侑とか絶対ない｣



侑｢ハァ！？なんでやねん！イケメンで優しい侑クンやぞ！？優良物件やないか！｣



治｢お前が優良物件やったら俺は最優良物件やわ｣



侑｢ないですぅー、サムは辛うじて住める物件レベルですぅー｣



治｢はぁ？それやったら皆にどっちが優良物件か決めてもらおか？｣



侑｢望むところじゃ｣



｢バレー部2年の3人は迷わず治に投票だけど｣



侑｢なんっでやねん！1人くらいこっちこいや！！！｣



銀島｢別に侑のこと嫌いやあらへんけど彼氏にするってなったら治やねんよなぁ｣



角名｢分かる。侑ってなんかおもんな。とか言って捨ててきそうじゃない？｣



｢うわまじ最悪じゃん。侑さいてー｣



侑｢お前らの想像で話せんといて貰えます！？｣



因みにクラス票でも治の圧勝



侑は友達で十分らしい



とりあえずドッキリは一件落着……？？

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