稲荷崎の女子！高校ナンバーワンセッターさん4！

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1日寝てたら熱を下げられる自分を褒め讃えたい



ｶﾞﾁｬ



角｢ただいま｣



｢おかえりー｣



角｢体調どう？｣



｢大丈夫！熱も下がったしもうなんもない！！｣



角｢よかった…あ、これ｣



倫が取り出したのは私のウインドブレーカー



｢あれなんで｣



角｢北さん達が持ってきてくれた｣



｢ほーん…お腹すいてるやろ？手洗ってき｣



前まで通りご飯を温めて机に並べる



角｢いただきます｣



｢どーぞ｣



角｢ん、やっぱ美味しいね｣



｢ありがとう｣



今日は双子がこんなことした、とか路成が部活に来て叫んで帰ったとか色んな話を聞く



食器を片付け終わって席に戻る



角｢A、バレー辞める理由聞かせて欲しい｣



もう逃げないから。とつけ加え私の目をじっと見つめてくる



1つ1つゆっくりと伝えていく



角｢そっか。Aも治と同じようにやりたい事見つけてたんだね｣



｢ん、｣



角｢ごめんね、俺否定するような態度とって。ほんとごめん｣



｢ううん、隠してた私が悪いんだよ。私こそごめんね｣



角｢じゃあAは卒業したら長野かぁ、、｣



｢あ！それなんやけど…来年1年はまだここにいるし稲荷崎にいるよ｣



角｢え、留年？｣



｢違うわ！コーチみたいな感じで！！｣



角｢ほんと？それは嘘じゃない？｣



｢ほんとだしまだ倫にしか言ってないよ。3年生にも秘密｣



角｢やった、、、ね、俺さ。大学長野の強豪狙う。だからその時は一緒に住も？｣



｢はい！？｣



角｢ちゃんとお互いの親にも俺から話すし、推薦取れるように死ぬ気で頑張るから、ダメ？｣



｢ダメなわけない、、、絶対推薦取ってよ？｣



角｢任しといてよ｣



｢倫、ん！！｣



椅子から立って手を大きく広げる



角｢っともう急に可愛いことすんの辞めてくれない？｣



椅子から立って私を抱きしめてくれる



｢倫、倫、大好き｣



角｢俺は愛してる｣



｢私の方が愛してるし｣



角｢いや俺でしょ｣



｢私やから！！！！｣



角｢ぜっっったい俺｣



『っはは！！』



｢ずっと一緒だよ｣



角｢もちろん｣

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