稲荷崎の女子！高校ナンバーワンセッターさん4！

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次の日


寝ても覚めても考えるのは倫の事で



また倫の動画を見てしまう



今日は高3で外の体育館を借りてバレーで遊ぶ



13時に集合してから今はもう2時間ぐらいたった



尾｢？ Aスマホ音つけてないん？侑が連絡したがっとるわ｣



｢あ、忘れてた。侑？｣



prrrr....



尾｢おう侑か、どないしt、、、はいはい、Aー変わってやって｣



｢侑？どないしたん？｣



侑｢Aちゃんやばい！｣



｢やばいって？｣



侑｢角名と連絡が取れへん…！｣



｢は？｣



侑｢なんべんも電話かけても家にかけても出えへんねん！学校にも連絡ないし、、



鍵もっとんAちゃんだけやし俺らも6限終わったらすぐ行くから行ってくへん！？｣



｢分かった、行ってくる｣



私はそのまま皆に何か言う余裕もなく脱いだウインドブレーカーも忘れ走り出していた



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倫、お願い、出て、



倫の家の前に着いた時には侑達がもういた



鍵を開けて倫の家に入る



いた、、、



コタツで寝落ちしてる……



侑達が協力して何とかベッドに運んだものの何かおかしい



これだけ動かされたら起きると思って私隠れてたのに全く起きない



恐る恐るおでこに手をおく


｢倫熱ある…私お粥とか作ってくるからとりあえず皆はここに居て？｣



お粥を作りながらも冷えピタ、スポドリ、お薬、体温計などを出す



お粥はここに置いとこう



残りのものを持って部屋に入る



苦しそうな寝顔に胸が痛くなる



｢みんな来て｣



廊下に呼んで倫の部屋の鍵を渡す



銀｢え、なんでですか？｣



｢私これで帰るから、起きたらお粥食べさせてあげて？で帰る時鍵閉めてね｣



治｢やっぱ会わへんの……？｣



｢おん、じゃあ後はよろしくね｣



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その後17時頃



角｢っ｣



侑｢起きたか？｣



角｢は、なんで｣



起きたて、風邪と声がガラガラな角名



治｢まぁ細かいことはええから粥あっためてくるな｣



いらない、との言葉を無視して治は部屋を出る



嫌がる角名に薬のためとなんとか1口食べさせると角名が辺りを見渡し始めた



角｢これAの味がする…いたの？｣



侑｢今はおらんけどな、っておい角名どこ行くねん！！｣



角｢Aの家｣



銀｢んなフラフラやったら無理や！！｣



角｢行くから…｣



ふらつきながらも上着を着る



侑｢しゃあないなぁ、、担いでいったるわ！！！｣

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