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あの後、路成が睡魔に負けてなんとか逃げ切った(おにぎり2つ食べさせられたけど)
皆が寝静まってからどちらかとなく手を繋いだ
角｢A｣
｢ん？｣
角｢会いたかった｣
｢…私も｣
角｢今日家泊まってよ。｣
｢疲れてるやろ？明日じゃなくていいん？｣
角｢疲れてるからこそ来て欲しいんだけど｣
｢ん、分かった｣
ありがと、とそのままアイマスクをして寝入った
私も寝ようかな、
カバンからイヤホンを出して好きな音楽を流す
そして倫の肩にもたれてると直ぐに寝ることが出来た
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(烏野side)
菅｢稲荷崎強かったなぁ｣
東｢ほんと女の子とは思えなかったよ、｣
日｢Aさん次いつ会えるかな！？早くトスあげて欲しい！！！｣
影｢もっと上手くなってから言えボゲェ！｣
澤｢ほんと稲荷崎は全体的に強かったが、なんと言ってもAだよな、あのサーブにトスにスパイク
文句のつけ所がない｣
月｢でもあの人の1番怖い所はそこ以外じゃないですか？｣
山｢ツッキーどういうこと？｣
烏｢月島も気付いたか｣
月｢はい｣
田｢え、何にですか！？｣
烏｢稲荷崎と試合する時絶対動画撮ってたろ？色んな方向から
あの映像はあそこにいたコーチや別のところにいる監督に渡すためじゃねぇ
灰崎が全て貰ってた
もしかしたら稲荷崎の作戦は全部アイツがたててるのかもしんねぇ｣
武｢そんなことが可能なんですか！？彼女強いと言ってもまだ高校生ですよ！？｣
烏｢あぁ、信じれねぇが多分本当だ
初戦の梟谷との試合を見て既に次の俺らとの試合の時に日向にブロック付けてこなかっただろ？
前の速攻だとしても新しいのだとしても早々にブロックじゃなくてレシーブに切りかえてた…
俺たちの梟谷戦の時、稲荷崎のコーチは忙しくて出払ってた…
そうなったらあの作戦を立てたのは……｣
武｢灰崎さん、ってことですか｣
『……気持ち悪ぃ』
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作者名：kira | 作成日時：2021年1月4日 0時
