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そのまま車に乗って、ちょっとしたらすぐ倫の家に着いた
車の中で言われたんだけど倫の妹には注意しろ、だってさ
よく分かんない
車を停めていると玄関のドアが空いて、｢あー！！！｣という声が聞こえた
角｢はぁ、鈴音うるさい｣
あっという間に車をおりた私の目の前にくる
身長は私より大きい…170後半かな？
｢えっと鈴音ちゃんだよね？初めまして灰s 鈴音｢灰崎Aちゃん！！！！ですよね！｣え、うん！そう！｣
本物だぁ〜！髪綺麗だなぁ、かわいいなぁ、、
と、じっと見られる
角母｢こら鈴音！失礼でしょ！Aちゃんごめんなさいね｣
鈴音｢え、なに！母さんAちゃんって呼んでるの！？私も呼びたい！いいですか！？｣
｢好きに呼んでいいよ！？｣
ﾍﾟｼｯ
鈴音｢いたっ｣
角｢はいストップ。A、中入ろ｣
えーお兄ちゃん呼び捨てにしてんのー？いいなあああ！
あ、お母さんに怒られてる
角｢ほんとごめん｣
｢いや気にしないで！元気な子でいいやん！｣
角｢元気すぎんだよね…｣
まぁ確かに……普段から倫を見ていて鈴音ちゃんを見ても兄弟とは思えない
テンションの振り幅がすごい
角｢ここ俺の部屋だから、ここに荷物とか置いてていいよ｣
ドアを開けられて部屋に入ってみると、シンプルだけどオシャレな部屋
ここで過ごしてたんだ、と思って色々なところを見る
角｢そんな見ても何も無いよ？｣
｢倫が育った場所やで？何もないわけがない！｣
でも家に来た瞬間、倫の部屋を漁るのは気が引けるので、やっぱり家族の皆に挨拶しなくては、、
カバンに詰めてきたお土産を持って下に降りる
渡したのはありきたりだけどお菓子とお金
すっごい断られたけど粘ってなんとか2つとも渡した
というか押し付けた
のに！！！！！
なんでまたお金渡した封筒が返ってきてるの！？
あれ渡した後に倫に家の中案内してもらって、近くのコンビニとかに私のフルーツ買いに行って戻ってきたら！
倫の机の上にあるんだけど！
お母さん！？
もう一度持っていくと、2人で使いなさい。私は貰ったって伝えるから。と
でも！と引き下がろうとしたけどお父さんに、もし使えないなら、2人で貯金でもしときなさい。将来きっと役に立つ。
と言われたので、じゃあ預かっててください。とその封筒を預けた
角｢渡せた？｣
｢無理だったあああ｣
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作者名：kira | 作成日時：2021年1月4日 0時
