逃げた先は暖かい人達の元でした。

何者？ ５ ページ6

『あのね、……私はアリス持ちなの。アリスって言うのは、一種の特殊能力なの。まぁ、信じ難いかもしれないけど、そう言うものだと思ってくれるだけで良いから、この力はあまり知らない方が身のためよ。…………宮野志保さん？』

哀「？？！！！！、何で、それを、貴方、まさか……」

コ「おい！落ち着け！灰原！こいつの話を聞け！大丈夫だ。こいつは、黒の組織とは、関係ない。」

『そう、ただ、これは、心読みのアリスを使っただけ、私のアリスは万能のアリス、何でもできるわ。だから、貴方方の秘密は、私にとっては、何の秘密でもない、私が知りたいと思えば、何だって分かるの。まぁ、この力を学園に使われていたんだから、私だって、黒には染まっているけどね。』

哀「そう、分かった。信用し切ったわけじゃないけど、信じるわ、そのアリスっていう特殊能力。」

『ふ〜ん、貴方、科学者でしょ？そう言うの信じようとしないと思ってたけど、心が広いのね。信じてくれてありがと。』

博「話は終わったかの？そろそろ帰らんと、安室君が心配するぞ。」

『ええ、そうね、ありがと。コナンおにーちゃん、送ってってくれるでしょ？』

コ「嗚呼、帰ろうか、白夜ちゃん。」

『あ！そうだ、もう一つ、コナンおにーちゃんからどれだけ聞いてるかわからないから、言っとくけど、私の本名は、姫菜舞よ。宜しくね。バイバイ！』









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コ「おい！おい！聞いているのか？！？！」

『は〜、ちゃんと聞いてるわ。何か？』

コ「俺はわざわざ、白夜って呼んでたのに、何故自分から本名を言った？あいつまで巻き込む気か？」

『私ね。ちょっとだけ、腹が立ってきちゃったのよ。私の大切な人達を苦しめている黒の組織が、私、そいつらに死を運んでやりたいの。』

コ「お前は、組織に関わるな。ただでさえも、学園から追われてんだろ？組織に手を出せば、そっちからも狙われる。特殊能力がバレれば、学園には見つかり、組織は血眼で探すだろう、お前の力を手に入れようとな。だから、やめとけ。」

『分かった。今はまだ、我慢してるわ。』







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『(今は……ね。)』

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