何者? 10 ページ11
『すみません。そこのレディ。もし宜しければ、俺と話しでもしませんか?』
ターゲット「ええ!貴方のような方から声をかけてくださるなんて!喜んで、お話し相手をさせて頂きますわ!」
『有難うございます。…………』
それから、私は、彼女に気に入られるような話やら何やらをした。
ターゲット「そうだわ!今日私、ホテルに泊まることになっているのです。宜しければご一緒しませんか?」
『それは、その様なお誘いだととって宜しいのですか?』
ターゲット「もう、どこまで私に言わせる気ですの?」
『クスッ、いえ、すみません、貴方がとても可愛いらしくて、つい、意地悪をして見たくなったのです。…そのお誘い、有り難く頂戴致します。』
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…………さて、それから私達はターゲットのホテルの部屋まで来た。
ターゲット「じゃあ、私はシャワーを浴びて来ますわね。」
『いや、その前に、…((カチャこうさせて頂きますよ。』
ターゲット「な、何を…」
私は、あらかじめ擦っておいたターゲットの持っていた銃をつきつけた。
『貴方はこのお誘いをしてくれたのではなくって?』《地声》
ターゲット「変装していたのね!」
『ええまぁ、でも、ただの変装と一緒にして貰っちゃあ困るわ。取り敢えず私の本来の姿を見せてあげるわ。』
私はそう言って変装のアリスを解いた。
ターゲット「!!…貴方、一体、何者よ!何も使わずに変装が解けるなんて見た事ないわ!この怪物!」
『その通り、私は、そこら辺の普通の人間じゃない。ちょっと変わった特技を持っているの。私は名もない殺し屋。貴方の命、頂戴致します。』
バン!バンッバン!
『ふー、ちょっと打ち過ぎたかしら。まあいいわ、これで仕事は終了。⦅瞬間移動のアリス⦆』
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星屑(プロフ) - 犬の名前はハロですよ (2020年8月13日 19時) (レス) id: 49f71458db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハナタバ | 作成日時:2019年9月20日 18時