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ryuto
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次の公演に向けて毎日忙しい
そんな中で少し早く帰れた今日は
家でゆっくり過ごすよりもAちゃんに会いに行きたいと思った
Aちゃんがバイトの日はこの前聞いたばっかり
Aちゃんの就業時間に間に合うように急ぎ足で向かう
ここに来たのはたった数回だけど
自分の定位置になっていた街路樹には先客がいて
自分よりももっと大人な人それにちょっとイケメン
はしもっちゃんのほうがかっこいいけど。
特に気にするわけでもなく少し離れた街路樹に寄りかかると
お店から出てきたAちゃんの姿
それを見つけてAちゃんの元へ向かおうとした時
一足先にAちゃんに話しかけたのは
さっきの男の人だった。
びっくりした顔をするAちゃん
何を話してるのかはわからないけど先を越されたら、話しかけるに話しかけられなくなってしまった
もしかして好きな人??
なんて
今までいい雰囲気だったのに、所詮アイドルっていう肩書き目当てだったのかな
と思ったら、急に普段あまり持たない感情が湧き上がってくる。
別に付き合ってるわけでもないし
何も悪いことなんてないはずなのに
今日は一旦落ち着こうと思って背を向けたら
自分を追い越して行く人。
振り向くと、しょんぼり肩を落として1人家の方にあるいて行くAちゃん
すぐに自分の横を通ったのがAちゃんに話しかけていた人だと気づく
Aちゃんの姿に見ていられなくて
さっきまでの感情を落ち着かせて追いかける
「Aちゃんっ」
『へ…作ちゃん…?』
振り向いたAちゃんの目には涙がたまっている
「どうした???」
そう言って彼女の涙を拭うと
頭をコテンと俺の胸につけた
自分より背の低い彼女の頭を優しくハグしたら
彼女は鼻をすすりながら話し始めた
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ちゅっきー(プロフ) - しのさん» 嬉しいです。゚(゚´ω`゚)゚。 (2019年3月14日 1時) (レス) id: c0a7664ca3 (このIDを非表示/違反報告)
しの(プロフ) - もう大好きです! (2019年3月13日 13時) (レス) id: a46f640836 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっきー(プロフ) - あいりさん» コメントありがとうございます^ - ^嬉しいです!これからも皆さんをきゅんきゅんさせられるような小説が書けるように頑張ります^ - ^ (2019年3月12日 0時) (レス) id: c0a7664ca3 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - 初コメ失礼します!きゅんきゅんしちゃいました!これからも更新頑張って下さい (2019年3月11日 17時) (レス) id: b20c59240a (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン(プロフ) - ちゅっきーさん» ほんとにこういう恋あれば良いのにね〜とりあえずちゅっきーさんの書く皆のわちゃわちゃ感好き!! (2019年3月3日 17時) (レス) id: cce2b62bbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅっきー | 作成日時:2019年2月25日 21時