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レストランに行く途中
人が多くて、作ちゃんが通り抜ける後ろをついていく
その後ろ姿にも惚れ惚れとしていたら
すっと差し出された左手。
自惚れてるかもしれないけど
もしかして、と思って手を重ねれば作ちゃんがキュッと私の手を握り返した
作ちゃんの鼓動はわからないけど、私の脈はトクトクとスピードを上げる。
何度か会って、初めて触れた作ちゃん
嬉しくて尊くて、なんとも言えない感情
ぼーっと引かれるがまま進んでいると
急に止まった作ちゃんにぶつかってしまった
『ごめん』
びっくりした作ちゃんの顔
急いで手を離し、距離を置くと
「ごはん、食べよっか」
って空いている席に着いた
.
「はい、お待たせ」
私の分までご飯を買ってきてくれた作ちゃん
払うと言っても拒否するから仕方なく財布をしまって拗ねていると
「今日は、Aちゃんに言いたいことがあって」
と切り出してきた
『なに??』
「実は、コンサート決まったんだ」
『え!そうなの?やった!』
目の前に本人がいるのに、会えるのが楽しみー。なんて不思議な感じ
「んで、Aちゃんに来て欲しいんだよね」
目を逸らして恥ずかしそうにしながらそう言った作ちゃん
『言われなくても行くって!!
当たるといいな〜』
.
「違くて、チケット、プレゼントするから。」
『え?!』
作ちゃんが言うには食事奢る代わりにコンサートに来て
って言うつもりらしいけど
私からしたら、食事奢るからコンサート行かせてって感じだな
なんて思う。
『でも、申し訳ないよ
ちゃんと自分で申し込むよ』
「いや、Aちゃんに来て欲しいから」
お願い。なんて。
作ちゃんは自分のことを謙遜しすぎ
『じゃあ、ありがたく行かせてもらうね』
そういうとパッと笑顔になって
「ありがと」
と言ったあと
「あと、まだ情報公開前だから
内緒だよ」
そう言った
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ちゅっきー(プロフ) - しのさん» 嬉しいです。゚(゚´ω`゚)゚。 (2019年3月14日 1時) (レス) id: c0a7664ca3 (このIDを非表示/違反報告)
しの(プロフ) - もう大好きです! (2019年3月13日 13時) (レス) id: a46f640836 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっきー(プロフ) - あいりさん» コメントありがとうございます^ - ^嬉しいです!これからも皆さんをきゅんきゅんさせられるような小説が書けるように頑張ります^ - ^ (2019年3月12日 0時) (レス) id: c0a7664ca3 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - 初コメ失礼します!きゅんきゅんしちゃいました!これからも更新頑張って下さい (2019年3月11日 17時) (レス) id: b20c59240a (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン(プロフ) - ちゅっきーさん» ほんとにこういう恋あれば良いのにね〜とりあえずちゅっきーさんの書く皆のわちゃわちゃ感好き!! (2019年3月3日 17時) (レス) id: cce2b62bbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅっきー | 作成日時:2019年2月25日 21時