担当は作ちゃん

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『お腹いっぱい』




そう言ったのもつかの間料理を食べ終えた私達の前に置かれたパフェ




それを見た作ちゃんは凄く嬉しそう




パフェと作ちゃん。まじインスタ映え




雑誌の1ページのような姿。





「うわー、うまそう」





『お腹いっぱいじゃない？？




そんなに食べれる？？』





「食べれるよ〜」





『作ちゃん本当によく食べるんだね





優斗くんも、本当に少食なの？』




「そーだね、俺より全然食べない、かな




Aちゃんも食べる？」




そう言って首を傾げた作ちゃんが可愛くて




お腹はいっぱいなのに思わず"うん"と返事をした




「じゃあ、はい。




あーん」




そう渡されるとは思ってなくて思わずびっくりしながら口を開けると




口の中に甘さが広がる




『美味しい！』




「でしょ？？」




そう言って同じスプーンに生クリームを乗せると、作ちゃんはそれを口に運んだ




間接キスじゃん




なんて、そんなこと考えるのは変態？？




喉を通るたびに動く喉仏も




伏し目がちにスイーツを見てるその目も




高校1年生には見えない




.





パフェを完食した作ちゃんは"待たせてごめんね"と言いながら伝票を持っていく




何度も'払わなくて大丈夫''、と言ったけれど





それじゃ気が済まない作ちゃんは





ダメ。





と言って伝票を持った手を上に上げてしまった




『それじゃ、届かないじゃーん』




と言えば




「もー。届かなくていいの」




そう言ってレジへ向かった

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